弁護士 牛島貴史さん



法制研究所の活用法とメリット

私は、法科大学院3年次に起案演習を受講するとともに、法科大学院修了後から司法試験本番まで自習室を利用しました。起案演習は論文式の模試であり、数少ない力試しの場として貴重な機会を得られましたし、自習室の固定席を自由に使えたことは、学習環境の確保に大変役立ちました。司法試験合格のためには、単に勉強時間さえ確保すればよいということはありません。合格のために何が必要か、すなわち受験者に求められていることは何かという到達目標を常に意識するとともに、自らの現状を客観的にみつめ、両者の隔たりを埋める最善の方法をとることが重要です。これらの実践は容易ではありませんが、法制研究所において、弁護士の指導を受け、同じ目標を持った友人と共に勉強することにより、個々人にあった最善の方法を見つけられると思います。

現在の仕事について

 私は、平成24年に弁護士登録をし、企業法務分野から一般民事分野まで、幅広い案件に取り組む事務所に所属しています。弁護士を目指すにあたり様々な分野の業務に携わりたいと考えていた私にとって、特定の分野に偏らない多様な案件と日々向き合えることは、大変やりがいのあることであり、常に新鮮な気持ちを保ち続けることができています。私が取り組んでいる案件の一つに、東日本大震災による原発事故の被災者支援があり、主に原子力損害賠償紛争解決センターに対する和解仲介手続(ADR)の申立てや交渉の代理等を行っています。被災者の方々は、被爆への不安を感じているのみならず、長年住んでいた自宅からの避難を強いられたり、避難生活によって体調を崩されたりするなど、実生活上の様々な被害や制約を受けており、その賠償が十分になされているとは到底いえません。被災者の方々の苦しみや要望を汲み、迅速に適正かつ公平な賠償の実現がなされるよう力添えをしていきたいと思います。

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