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合格者体験談(2013年度)

2013年3月修了 T.M

1.司法試験を受験した経緯

私が法曹を志そうとしたのには、大きなきっかけがあるわけではありません。大学で法律を学び、法律は、私たちの生活の中に張り巡らされているのにもかかわらず大半の人がそれを意識しないで生活している。法律だけでは、解決できない悩み事も多くありますが、法律を使って解決できることも多くあり、その解決の手伝いをする仕事に就きたいと考えるようになったので、法曹を志すようになりました。

2.法科大学院在学中について

私は、既修コースに入学しましたが、補欠合格で、時期も遅い繰上げ合格でした。入学時点である程度勉強していたのは憲法民法刑法で、商法刑訴民訴は学部の授業等で少しやった程度、行政法に至ってはほとんど知識のないという状態でした。そのような状態からのスタートでしたから、2年のときは、法科大学院の授業の予習を必死にやって周りについていこうとしていました。そこで感じたのは、基本的な知識不足はともかく、ある程度勉強していたと思っていた憲法民法刑法も含めて判例の理解が圧倒的に足りないということでした。判例の長い文章を読むことは、最初はつらいですが、慣れると後々の勉強が楽になるので、最初がつらくても判例を読んでいたことが為になったと思います。法科大学院の授業は、とても内容の濃いものです。1コマ90分の授業は、自分1人で勉強する90分よりも圧倒的に多くのことが学べます。疑問に思ったことは先生方に聞きにいくようにしていましたが、今思えばもっと積極的に多くのことを聞きにいけばよかったと思います。私が勉強をしていく上で疑問に思ったこと、分かりにくいと感じたことの多くは、同じく司法試験合格を目指してきた先輩たちも疑問に思い分かりにくいと感じていたはずで、その先輩たちの疑問に答えてきた経験を先生方は持っていて丁寧に教えてくれます。これから、法科大学院で勉強し始める人達には、どんどん質問に行くようにしてほしいです。授業以外では、法科大学院の授業を中心に基本書と判例百選等を使用して、基礎知識を身に着け、重要判例を理解しようとしました。ここで使用していた基本書は、受験生の多くが使用していたものです。司法試験に合格するためには、他の人より特別に優れていることが必要なのではなく、受験生の大半が身に着けていることをきちんと身に着けていることだと聞かされていたので、使用する基本書等も特別なものは選びませんでした。
2年の春季休暇から3年の夏までは、自主ゼミで、司法試験の過去問と問題集を買って、1問1問をじっくりと答案を書いて見せ合い、ゼミのメンバーで検討するということをやっていました。人の答案を読むことで、ゼミ生の多くの人が書いた論点をなぜ自分が書かなかったのかという自己分析ができるし、自分自身の字の汚さや、文章のおかしいところなどは、人に答案を見せることでしかわかりません。司法試験に必要な知識を増やすことは一人でもできますが、自分の相対的なレベルや字・文章のくせでおかしいところを知ることは一人ではできません。そういった点で、この形で自主ゼミをやってよかったと思います。3年の秋くらいには、自分なりの答案の書き方が身に着いてきました。しかし、予備校の論文答練などはその回によって成績にばらつきがありました。これは自身の知識にムラがあるせいだと感じたので、知識の定着を図ろうとしました。その方法としては、問題集を、今までの丁寧に答案を作成して添削しあうという自主ゼミから、問題の検討はするけれども、問題数をこなして知識の確認をすることに重点を置いて、答案の作成はしないという別の自主ゼミに変えました。自主ゼミは、前述の通りメリットが多くあります。しかし、自主ゼミの参加メンバーそれぞれで、得意科目や自主ゼミ以外でどのように勉強をしているのかは異なります。自主ゼミは、自分自身に今必要なことを考えて、今必要だと考えていることが同じ人と組むことが大切だと思います。このとき、自主ゼミを変えて、多くの問題を検討して知識の定着を図れたことが私にとってはためになりました。もっとも、知識を増やすということをもっと前にやっていたら直前期にあせることなくより集中できたはずだとは思います。

3.司法試験直前

法科大学院修了から司法試験前までは、自主ゼミをやりませんでした。今まで使っていた基本書や問題集や論証を使っての知識・判例の確認をしました。この直前期は不安になって新しい本などに手を出しがちだと聞きますが、私は今まで自分がやってきたことの再確認しかしませんでした。私は択一に不安があったので、過去問の間違えた問題を復習することにも人より時間を使ったと思います。

4.最後に

法科大学院生のほとんどの人にとっての目標は司法試験合格です。どのような試験であっても大切なことは試験の傾向を知り対策を練ることで、司法試験も同じです。論文にしても短答にしても司法試験の過去問を検討することを後回しにせず、自分の目指す目標の高さをまず知ってから、その目標を達成するために自分に何が足りないのか、今何をすべきかを考え、その対策を行うことが一番の近道だと思います。

2013年3月修了 T.S

1 はじめに

私は,平成23年4月に明治大学法科大学院既修コースに入学し,平成25年司法試験に合格いたしました。
この体験記は,司法試験に合格するまでの私の経験や考え方を記したものであり,来年以降司法試験を受験される皆様の学修の一助となれば幸いです。

2 明治大学法科大学院

明治大学法科大学院の場合,実務経験豊富な実務家教員に教えて頂くことができたので,司法試験だけではなくその先を見据えた勉強ができたと思います。特に刑事系と民事系の両方で高裁長官を経験された方に教えて頂けたので,裁判官の発想や思考といったものの一端に触れることができたのは有意義でした。学者教員と実務家教員にはそれぞれの特色があるので一概には言えませんが,司法試験の問題を理解している実務家教員の場合,試験問題と実務を踏まえた指導ができるので,とても勉強になると思います。法科大学院生の方は,ぜひそうした先生にアプローチしてみるのも面白いと思います。

3 受験対策

(1) 自主ゼミについて
このような体験記を読んでいると,「自主ゼミをやったことで合格できました」という方が多くおられます。私もそのような体験記や体験談により,法科大学院入学前は「上手く自主ゼミが組めるのだろうか」という不安に苛まれていました。
結論を言ってしまえば,自主ゼミは司法試験合格にとって必要不可欠ではありません。私の場合,自主ゼミがなくとも大学院の授業自体がゼミ形式でほとんどマンツーマンに近い状態だったので,基礎的な勉強については教員と自主ゼミをやっている感覚で取り組むことができました。

(2) 短答対策
短答対策は,ひたすら過去問を繰り返し解きました。過去問を年度ごとに解いて肢ごとにすべて正解できるようになれば,絶対に8割は取れます(短答通過が6割強)。
私自身短答が苦手であり,直前模試でも足切りボーダー以下を連発しましたが,直前期をほとんど短答対策にあて,愚直に過去問を解きました。過去問をすべて正解する領域には到達しませんでしたが,それでも8割弱の点数を取ることができました。 

(3) 論文対策
論文の対策も基本的には過去問の分析となります。司法試験の場合,出題趣旨・採点実感が公開されるため,これを分析すればおおよその採点基準がわかります。そして,少なくとも今の司法試験に合格するだけであれば,とりあえず1科目50点を取れば受かります(100点満点)。これは,今後予想される合格者の減少に対しても1500人までなら対応できます。
では,50点を取るためにはどうすればよいのか。私の分析によれば,「事案処理」の意識に徹するというのが結論でした。司法試験の問題は事例形式で与えられており,量が多いため問いにしっかり答えるためには時間が足りません。そこで,法解釈・論点の論証を削ってでも規範→あてはめをしっかりと行い,特にあてはめにおいては事実評価を厚く検討するという姿勢を徹底しました。私はこの方法論により,少なくとも各科目50点をおおよそ達成することができました。以上の方法論を達成するために答練・模試等は非常に有効です。特に自分の答案を他人(合格者等)に見てもらう機会がない場合には,積極的に利用してください。これは,法律知識の確認や時間配分の管理の訓練とともに,書きたいこと表現したいことが他人に伝わっているかを確認するために必要なことです。

(4) 当日対策
司法試験においては当日のコンディションが非常に重要となります。実力が十分に発揮できて,体力・精神力の限りを尽くして5日間(中日を入れて,実時間では22時間30分)やり遂げなければ合格することができないからです。そのために,体調管理など当然のこと以外に以下のことに気を付けていました。
まず,筆記具です。答案を書き続けるため,筆圧が強い人は腕が疲れます。そこで,私は万年筆を選びました。私はこの方法により,試験中腕が疲れることはありませんでした。また,試験会場は折りたたみの机とパイプいすです。そのため,クッションを用意していました。さらに,会場は冷房が効いているので,冷房が苦手な私は上着とひざ掛けを用意していました。そして,交通手段にも気を付けていました。今年も初日に山手線などJRが不通となりましたが,他ルートの確保や時間に余裕をもって家を出るなどの方法で遅刻を回避しました。その他,飲み物・食事等にも気を付けていました。

5 最後に

本文中に記載したのは後輩の指針になればとの思いで書いた私の具体的体験であって,特に予備校の使用等を推薦するものではないことをお断りしておきます。
さて,司法試験制度はこれからさらに変革の時代を迎えるかもしれません。受験回数制限も5回になる方向性です。ただ,受験前の私は経済的事情から1回しか受験しないつもりでした。受験回数が何回であろうが,「この一矢に定むべし」との心を持たなければいつまでたっても合格しません。私はその覚悟を持って試験に臨んでいました。
最後に,私が司法試験に合格し先に進むことができたのも,明治大学法科大学院の先生方のおかげです。本当にありがとうございました。

2012年3月修了 Y.K

 1 昨年の受験から今年の受験までの過ごし方について

私は、昨年と今年司法試験を受験し、今年合格することができました。昨年は、短答式試験は通ったものの、論文式試験で落ちてしまいました。昨年の試験は手応えがなく、自分の中でも自信がなかったにもかかわらず、5月の試験から9月の合格発表まで勉強をする気が起きず、7月から週1回のゼミ(3時間程度)の予習程度しか勉強していませんでした。ただ、不合格を確認した後にはすぐに気持ちを切り替え、勉強計画(後述)を立て、勉強を開始しました。
その後は、昨年の6月から始めていたバイトを週3~4回(1日5~6時間程度)こなしながら、週1回のゼミと2週間に1度の特別指導(法制研究所)でペースをとりながら、勉強していきました。バイトは2月末まで続けました。また、2月からは短答式と論文の答練、3月は模試を3つこなしました。直前期である4月と5月は、答練やゼミもなくほとんど一人で勉強していました。
このような過ごし方は、全て9月に立てた勉強計画に沿ったものであります。そこで、次に自分がどのように勉強計画を立てたのかを述べたいと思います。

2 昨年の受験の反省と勉強計画について

私は、勉強計画を立てるに当たって昨年の受験の敗因分析・弱点分析を短答式試験と論文式試験の両方で行いました。この点について詳述したいと思います。
短答式試験の反省・分析では、科目ごとの得点だけではなく、それぞれの法律の各分野ごとの得点率までも算出した上で、どの分野を重点的に勉強すべきかを考えました。例えば、民法でいうと、総則・物権・債権総論・債権各論・親族相続に分けた上で、次の司法試験までにいずれの分野の得点率を上げるべきかを考えるということです。また、昨年の短答式試験で反省したのは、論文でも問われる可能性のある知識を聞く問題を間違えていることがあることです。論文でも問われる可能性があるということは、当該論点の条文の知識のみならず、関連判例の整理と判旨の暗記も必要です。それにもかかわらず、そのような論点の択一問題を正解できないことは論文を解く前提ができていないと分析したのです。そこで、いわゆる論点といわれる箇所は、条文・趣旨・判例・学説を全て短答式試験の勉強の中で学習することとしました。一方で、短答式試験で問われる法律全てを勉強することは、時間的に不可能であると判断し、択一プロパーは捨てることを決めました(もちろん、時間が許せば勉強するつもりでした)。
論文式試験の反省・分析では、3点を意識しました。1つ目は、正確な知識に基づく論証を心がけることです。これは、定義・意義・趣旨・内容について正確に暗記しておらず、自分の論述が曖昧であることが弱点であると考えたからです。この点は、自分で暗記することとしました。2つ目は、事実の羅列をすることと評価することの違いを出すことです。これは、昨年の受験までは全く両者の違いを意識することができず、「事実を評価する」ことの意味が理解できていませんでした。この点については、法制研の特別指導の際に(新)司法試験の過去問を使って事実をどう評価し、表現するかを徹底的に勉強することとしました。3つ目は、演習量の確保です。昨年の司法試験までの勉強では直前期もインプットにほとんどの時間を割いてしまい、問題を読んで必要な知識を整理しながらアウトプットすることができていませんでした。そこで、予備校の答練や模試を可能な限り受けることにより、アウトプットする時間を強制的に作り出すことにしました。
これらの反省点や分析は、すでに法科大学院の授業で先生方が、また、合格体験記の中で先輩が語られていることであると思います。その意味では、私は先生や先輩の助言を無視してしまったと思います。ただ、実際に自分が司法試験を経験することにより司法試験で問われていることを考え、何を勉強すべきであったかを考えることができた分、必要だと納得して勉強計画を進めることができました。
2回目の受験まで、自分が納得して計画を進められたことは、とても意義があることだと思います。

3 精神的な面について

最後に昨年から今年の受験までの精神面について述べたいと思います。この1年間、自分は将来への漠然とした不安などでストレスやプレッシャーを感じていました。このようなストレスと付き合っていくことは大変なことでした。友人と会うこともストレスを感じていたように思います。もちろん、悩んでも仕方のないことだといえば話は簡単ですが、私は「どうすんだよ。」とつぶやきながら勉強していたというのが本音です。
そんな中で私は週1回のゼミの中で不安を共有し愚痴を言ったりして、ストレスを発散することができたのは良かったと思います。「戦友」というと大げさですが、そういう仲間がいることは司法試験を受験する上で大事なことであるように思います。また、バイトをすることはもちろん時間を制約され、司法試験受験に専念するという観点からはあまりオススメ出来ませんが、自分の場合は一日の時間の使い方により十分勉強時間は確保でき、勉強以外にすることがあることはリフレッシュの時間とすることができました。同じような経験をしている方は、デメリットばかりを感じ、バイトをしていることをストレスやプレッシャーのみにしてほしくないと思います。
長い期間司法試験の勉強をすることは色々な点でストレスを感じるものであると思いますが、自分なりの発散法を見つけて勉強を継続できるようにすることが一つポイントであるように思います。

2012年3月修了 T.Y

1 自己紹介

H25、司法試験に合格。経歴は、明治大学法学部卒業、旧司法試験択一試験合格。立教大学法科大学院既修者コース卒業。新司法試験2回目で合格。成績は、公法系が126点位取れ、公法系だけは100番台でした。また、選択科目は経済法。経済法は上位2割位の位置づけでした。
以下、私が合格できた勝因等について記述しますが、合格方法は人それぞれです。決して鵜呑みにはしないで下さい。

2 合格する人

① 人に話を聞きに行く積極性
② 人の話を聞く謙虚さ
③ 情報を取捨選択する考える力 
を持っている人が合格する人だと思います。

3 勉強方法

① ゼミを組むことの重要性

ア ゼミ仲間の存在
司法試験は、とても難しい試験です。合格者のほとんどの人は1人では合格できなかったと話しています。当然、私も一人では合格できませんでした。私が合格できたのは、両親、ゼミ仲間、指導教員、試験とは関係ない友人のお蔭です。
特に、司法試験は長期戦ですので誰とも話さない日々が続くと精神的に参って勉強どころではなくなってしまいます。また、受験生という状況にある以上、勉強以外の遊びをしていても、どこか気持ちがスッキリせず、いつも、もやもやしていました。そこで、話す内容も自然と法律の話になり、それが息抜きとしてとても良かったです。そういう話ができる仲間としてゼミ仲間はとても大事でした。

イ ゼミ仲間の選び方
ゼミは、お互いの答案を見せ合い、長所短所を言い合い、一人の知識知恵より複数人の知識知恵を共有して、相互にレベルを上げていくものです。ですので、単に優越感に浸りたい方や自己満足のために参加する人は避けた方が無難です。謙虚で、必ず合格するという強い思いを持っている方と組むのがいいと思います。そのためには自分が謙虚で必ず合格するという強い思いを持つ必要があると思います。そうすれば、同じ人が集まるのではないでしょうか。

ウ ゼミの方法
色々な方法がありますが、私は3、4人ほどでゼミを組み、受験生の多数が使っている演習書を使用しました。そして、各回に3,4問ほど答案を書いてきて皆で答案を検討し、良い点と悪い点の両方を言い合いました。ポイントは良い点も言うということです。ゼミをする際に陥りがちなことは、悪い点ばかりに目がいってしまい、悪い点しか言わないことです。これだと険悪になってしまいますので、良い点も見つけた方がいいと思います。
そして、法律論に触れるか否かは各ゼミによって違いがありますが、私のゼミは法律論にも触れていました。問題文の基になっている判例がどういうもので、論点について判例ならどういう論証をするかを口頭で話し合いをしました。一人で判例、論点の勉強をするより、仲間と一緒に確認した方が理解が深まりますし、記憶にも残ります。ゼミの後に、結果を論証の形で残したりもしました。このように、ゼミはメンタル面の支え、情報共有、 
法律の理解、ペースメーカーと受験生活の全領域について大事な支柱となりました。

② 演習重視

基本書を読むだけでは、法律を理解できませんでした。法律は現実社会の紛争を想定して作られていますので、ケースで考えないと理解はできないと思います。アウトプットが先で、分らない所をインプットしていくのが効率的だと思います。試験で問われる場所も同じですし、試験での答え方の練習にもなるので、アウトプットが先にありきだと思います。

③ 科目間特性を押さえることの重要性

公法系はそんなに時間のかかる科目ではないですが、苦手の方が多いです。配点基準を
押さえ早めにメドをつけるのがベストです。合格者ゼミなどを活用して下さい。刑事系は書くことが大事ですので、答案を出来るだけ書いて、書き方を修得してください。民事系は範囲が多いため、時間がかかると思うので、出来るだけ多く時間をとれるようにすることが大事です。条文数も多いですし、基本原則がいくつかありますので、それらの理解を演習や講座を通して修得してください。

3 択一試験

択一試験には必ず通って下さい。ご存知の通り、択一試験に通らないと論文が採点されません。採点されないと今までの勉強が全て水の泡になってしまいます。
択一試験に合格な必要なものは過去問と条文、百選、重判です。
勉強のポイントは反復です。
過去問だけで既に膨大な量がありますので、6か月はかかると思って勉強して下さい。2か月でできる人もいますが、そういう方の真似をご自身がしていいのか考えて下さい。

4 最後に

辛い試験ですが、仲間、合格者、教員の力を借りて乗り切ってください!