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国際日本学部

ミュージシャンの宮沢和史さんが国際日本学部で特別講義「世界の中の日本を考える」を行いました

2017年07月10日
明治大学 中野教務事務室

代表曲の「島唄」がアルゼンチンほか各国でカバーされている宮沢和史さん(明治大学経営学部卒)」が、6月27日に中野キャンパスを訪れ、国際日本学部の異文化間教育学(担当:横田雅弘学部長)の授業で、「世界の中の日本を考える—日系人との出会いから—」と題した講義を行いました。異文化間教育学の履修学生を含めた約70名の学生が受講しました。司会は山脇啓造国際日本学部教授が務めました。

宮沢さんは、沖縄を訪れ、第二次大戦時の被害について何も知らなかったことに気づいたことをきっかけに、さまざまなことに関心を抱くようになったことを、まず語りました。

その上で、戦前、日本から南米に渡った日系人が困難に立ち向かい、乗り越えて来た歴史に関するビデオを学生たちに見せました。さらに、南米をツアーで回った時に出会った日系人との出会いについて、ご自身で撮った写真や映像を見せながら、日系人の歴史から、現代の日本人が学べることがあるのではないかと問いかけました。

受講した学生たちからは、日系人の歴史について何も知らなかったが、もっと知りたくなった、歌に国や文化を超えて、人を結びつける力があることを学んだといった感想がありました。