Go Forward

国際日本学部

北京大学・国際関係学院・北京第二外国語学院の大学生が本学を訪問し、模擬授業を受講、米沢嘉博記念図書館を見学しました

2017年07月21日
明治大学 中野教務事務室

萩生田氏から歓迎の挨拶萩生田氏から歓迎の挨拶

北京大学から土屋学長へ記念品の贈呈北京大学から土屋学長へ記念品の贈呈

宮本国際日本学部准教授による模擬授業宮本国際日本学部准教授による模擬授業

横田 国際日本学部長と王 団長 記念品交換横田 国際日本学部長と王 団長 記念品交換

米沢嘉博記念図書館訪問米沢嘉博記念図書館訪問

 北京大学・国際関係学院・北京第二外国語学院の学生が、7月11日、駿河台キャンパス及び中野キャンパスを訪問しました。
今回の訪問は、外務省が推進する「日中植林・植樹国際連帯事業」の「日中青少年等交流事業」の一環として招聘された大学生のうち、北京大学で漫画サークルに所属する大学生と国際関係学院・北京第二外国語学院で日本語を学ぶ大学生の61名が本学を訪問しました。

 中野キャンパスでは、横田国際日本学部長から、明治大学は志願者数が10年連続で10万人を超え、高校生から評価も高い人気のある大学の一つであることが話され、「国際日本学部は日本の社会システム、伝統あるいは現代文化、ものづくり、芸術やファッションなど、日本の面白いもの、大切なものを、留学生とともに世界の目で再発見し、それを日本語だけでなく英語等で世界に発信できるグローバル人材の育成という教育理念があり、今回来られた学生さんには興味をもたれる研究領域が必ずあると思います。皆さんの留学・大学院進学を期待しています。」と歓迎する挨拶があった。
 横田学部長の挨拶に続いて、「SLAM DUNK(スラム ダンク)を読み解く-日本のスポーツ漫画史の中で-」と題し、宮本大人国際日本学部准教授による模擬授業が行われました。訪問した学生のほぼ全員が同作品をアニメで見たり本で読んだりした経験があり、戦後の日本漫画において顕著な発展を見せたジャンルの「スポーツ」、そのスポーツ漫画史上きわめて重要な作品と位置づけた宮本先生の解説に熱心に聞き入り、講演後退室する間際まで質問が続く等好評のうちに終了しました。

 続いて駿河台キャンパスで行われた米沢嘉博記念図書館見学会では、土屋学長と萩生田内閣官房副長官が学生を出迎えられました。

 土屋学長は、今回の訪問が政府各方面の尽力で実現したことへの謝辞と中野キャンパスでの模擬授業で体験された「漫画」に関する研究を始め多様な領域の研究を推進している明治大学の魅力を話し、「是非、明治大学に勉強に来てください。歓迎します。」と留学を歓迎する想いを伝えました。

 萩生田氏は、学生に対して来日の労いと、お互いの文化を理解し合うことは日中関係を発展させていくために有効なことであり、この度の訪問が日本理解を深める有意義な機会となることを期待したいとの話がなされました。
 また、萩生田氏は、以前北京大学外国語学院に設立されている「明治大学マンガ図書館閲覧室」を訪れ北京大学の学生達と懇談をしたことがあり、今回の訪問学生の中に当時の懇談に参加した学生がいて再会を喜ぶ一幕もありました。萩生田氏は、挨拶の後、引き続き米沢嘉博記念図書館の見学に同行し、学生達と懇談されました。

 今回本学を訪問した学生は、都内及び地方都市の参観を行い17日に全てのプログラムを終え帰国しました。


全体集合写真