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国際日本学部

佐藤ゼミの学生が、リバティアカデミー公開講座「熊本の世界遺産とその魅力」で熊本を現地調査した成果を発表します

2017年11月02日
明治大学 中野教務事務室

明治大学の生涯学習機関「明治大学リバティアカデミー」は、11月18日(土)に、熊本県市長会と連携をし、公開講座「熊本の世界遺産とその魅力」を中野キャンパスで開催します。今回の公開講座では、基調講演の他、佐藤ゼミの学生の発表の場ともなるパネルディスカッションを行います。本講座に先立ち、佐藤ゼミでは、有志学生10名による「熊本の世界遺産と観光」をテーマにした3泊4日の視察旅行を企画・実施しました。

2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界文化遺産に登録され、熊本県には、宇城市にある三角西港、荒尾市にある万田坑の二つがあります。さらには、「天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が、世界文化遺産の候補となっています。学生はこれらの世界遺産と候補地、国際クルーズの拠点港として大型クルーズ船が続々と入港する八代市などを訪ねながら、地域の方々からのヒアリングや、観光の現状と課題を知るフィールドワークを行いました。

学生は現地での活動を通じて、世界遺産の価値や魅力を理解するとともに、世界遺産の保全と活用を両立させる難しさや、観光客受け入れ地域の方々の想いと抱えるジレンマを、現場で直接肌で感じることができ、観光の本質である「地域との関わり」について多くの学びがありました。視察後は、サブゼミ活動として、熊本の観光についてディスカッションやアンケート調査を行い、学生の目線から今回学んだこと、それふまえて「若者からの提案」をまとめています。これらの成果は、公開講座のパネルディスカッション内で代表の学生2名が発表する予定です。

公開講座の詳細は以下の通りです(事前予約が必要です)。
皆さまのお越しをお待ちしております。

<公開講座概要>
明治大学×熊本県市長会連携講座
「熊本の世界遺産とその魅力」~震災から1年、熊本の観光状況を考える~

日時:11月18日(土)14:00~16:00 【開場13:30】入場無料・事前予約制
会場:明治大学 中野キャンパス 低層棟5階ホール
内容:
【第一部】基調講演①「熊本の世界遺産」
目黒 正武 氏(NPO法人世界遺産アカデミー特任研究員)
【第二部】基調講演②「世界遺産を譲り活用するために」
平田 豊弘 氏(天草市世界遺産推進室 前室長)
【第三部】パネルディスカッション
「熊本の世界遺産と観光」~震災から1年、熊本の観光状況を考える~
【パネラー】目黒氏・平田氏・学生2名(佐藤ゼミ) 【進行】佐藤 郁
後援:中野区/なかのまちめぐり博覧会出展講座

申込方法:事前予約制(全席自由、先着400名)
リバティアカデミー事務局
(TEL:03-3296-4423 URL:https://academy.meiji.jp/course/detail/3838/
までお申込みください。