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国際日本学部

山脇ゼミ主催の「なかの多文化共生フォーラム」が開催されました

2017年12月19日
明治大学 中野教務事務室

第1部のゼミ生の発表の様子第1部のゼミ生の発表の様子

第2部のワークショップの様子(左端は田中区長、奥側右端に宮島観光協会理事長)第2部のワークショップの様子(左端は田中区長、奥側右端に宮島観光協会理事長)

ゼミ生の集合写真ゼミ生の集合写真

2017年12月12日、明治大学中野キャンパスにて、第5回なかの多文化共生フォーラム「グローバル時代の東京~外国人も日本人も住みやすいまちをめざして」が、山脇ゼミナールの主催で、中野区、中野区観光協会、中野区国際交流協会の協力のもと開催されました。当日は、なかの生涯学習大学の受講生20名や明治大学付属中野高等学校の生徒10名など地域の方々が多数参加し、ゼミ生を含めると90名近い参加者となりました。中野区からは田中大輔区長と中川秀夫防災担当副参事にご参加いただきました。

第1部では今年度山脇ゼミが行った活動の報告をしました。区長と留学生の懇談会(6月)、3年生のオランダ合宿(9月)、世田谷区での小学生向けワークショップ(10月)、東京都多文化共生プレゼンコンテスト(11月)、なかののわ(中野で活動する日本人と外国人へのリレー形式のインタビュー)、地域イベントでのボランティア活動についてプレゼンしました。最後に田中区長から、「山脇ゼミの活動は断片的に知っていたが、このように全体像を知ることができて良かった。山脇ゼミは研究するだけでなく、足を使って行動していて素晴らしい。ここまで行動から学びを得ているゼミはないのでは。」と講評を頂きました。

第2部では、昨年に引き続き、参加者全員が参加するワークショップを行いました。このワークショップは、参加者が5,6人ほどでグループをつくり、ロールプレイを行うものです。今年のワークショップのテーマは「防災」で、災害時の避難所で日本人と外国人の間にどのような問題が起こりうるか、またそれらの問題を解決するためにどうしたらよいか、参加者が共に考えました。

ワークショップの最後に、田中区長からは、「前回はゴミ問題がテーマで、問題点に気付けて、ヒントをもらった。今回のワークショップでも、日本人と外国人が一緒に生きていくために、やるべきことがたくさん見えてきました。」と講評を頂きました。ロールプレイで外国人住民や避難所の管理人などの立場になることで、参加者は新たな気づきがあったようで、様々な議論がなされ、非常に盛り上がったイベントとなりました。

(国際日本学部4年 宮川駿)