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国際日本学部

国際日本学部が、インバウンド観光をテーマに、MATCHAおよび中野区観光協会と連携した新科目を2018年度に開設します

2018年03月12日
明治大学 中野教務事務室

MATCHA社員の皆さんMATCHA社員の皆さん

中野区観光協会のイベント風景中野区観光協会のイベント風景

国際日本学部は、地域や社会の課題を自らみつけ、解決策を探る中で、主体的な学びを深める機会を学生に提供するため、2017年度に、中野区、時事通信社、一般財団法人ダイバーシティ研究所と連携した「社会連携科目」を開設しました。

2018年度は、新たにインバウンド観光をテーマに掲げ、株式会社MATCHAおよび一般社団法人中野区観光協会と連携し、「インバウンド観光の最前線—メディアを中心として」「観光とまちづくり—中野から世界へ」の2科目を春学期に開講します。

MATCHAは、国際日本学部卒業生(1期生)で、20代後半の青木優氏が代表取締役社長を務め、星野リゾートとの連携などによって、インバウンド観光業界で今、最も注目を集める企業です。

一方、中野区観光協会は、行政から独立した民間組織として、さまざまなイベントを開催し、区民および来訪者の集客・誘致を行い、観光の振興を通して、魅力的なまちづくりを進めているユニークな団体です。

両科目のテーマ、講師、概要は以下の通りです。

<春学期>

社会連携科目G(MATCHAとの連携)
テーマ:インバウンド観光の最前線—メディアを中心として  
講師:青木優(MATCHA代表取締役社長)、森太一(MATCHA執行役員)他
コーディネータ:山脇啓造(国際日本学部教授)、佐藤郁(国際日本学部専任講師)
概要:インバウンド事業を営んでいく上での基礎知識を得る機会を提供し、受講生が今後訪日市場で活躍できる人材になることを目指す。
講義内容:
1.イントロダクション
2. MATCHAの創業とインバウンド事業の作り方
3.自治体や企業との連携
4.海外に響く情報発信の仕方
5.ダイバーシティ社会における組織論
6.グループワーク(プレゼンの準備)
7.世界にアピールしたい日本の魅力(受講生によるプレゼン)
履修者:100名以下。

社会連携科目G(中野区観光協会との連携)
テーマ:観光とまちづくり—中野から世界へ  
講師:宮島茂明(中野区観光協会理事長)、山本真梨子(「やどやゲストハウス」経営者)、神田山緑(中野区観光大使)、鈴木秋穂(中野区観光協会事務局長)他
コーディネータ:横田雅弘(国際日本学部教授)、山脇啓造(国際日本学部教授)
概要:中野のまちづくりに関わる講師とともに、その現状と課題について考え、学生ならではの視点から中野のまちづくりに貢献することを目指す。
講義内容:
1 イントロダクション
2 中野区観光協会のビジョン
3 中野の多面的な魅力
4 なかのアンテナストリートと中野にぎわいフェスタ
5 中野区観光大使
6 グル—プワーク(プレゼンの準備)
7 地域と大学の連携でつくる中野の未来(受講生によるプレゼン)
履修者:30名以下。