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国際日本学部

国際日本学部佐藤ゼミの学生が、キリンビール株式会社と連携~中野セントラルビアパーク認知拡大のための企画立案及びコラボイベントを実施しました~

2018年09月21日
明治大学 中野教務事務室

グループワークの様子グループワークの様子

最終プレゼンテーションの様子最終プレゼンテーションの様子

KIRIN社内でコラボドリンク試作会を実施KIRIN社内でコラボドリンク試作会を実施

イベント当日の様子イベント当日の様子

国際日本学部佐藤ゼミ(演習4年)では、中野キャンパスと隣接するキリンビール株式会社から、「魅力あるビアガーデンづくり」と題した提案依頼を受け、中野セントラルパークで毎年実施されている「ビアパーク×KIRIN一番搾り」の認知拡大、賑わい創出のための企画立案として、7月12日にプレゼンテーション大会を中野キャンパスで開催しました。

このプレゼンテーション大会には、キリンビール株式会社のほか、東京建物株式会社、株式会社東京リサイクル、中野経済新聞編集長など、イベント運営のプロの方々にもご参加いただき、学生たちは4つのチームに分かれて、学生目線でビアガーデンの活性化のための様々なアイディアを提案しました。

提案の結果、キリンビール株式会社の協力のもと、日本人と訪日観光客の交流を目的としたイベント「GUEST BEER GARDEN ~浴衣で交流ナイト」が採用され、8月22日に「中野セントラルパークビアパーク×KIRIN一番搾り」会場内で開催しました。

このイベントは、チーム「お肉食べたい明大生」(山中友貴さん、西脇柾季さん、小橋歩乃果さん、福田彩紀さん、佐藤ゼミ4年)が提案した企画の中のひとつで、中野区内にあり、佐藤ゼミとも交流の深い、訪日観光客向けの宿泊施設「やどやゲストハウス」に宿泊しているゲストの方々を日本のビアガーデンに招き、浴衣を着て地元の学生や住民の方々との交流を楽しんでもらうことを目的としています。

企画の背景として、中野を訪れる訪日観光客は増えているにも関わらず、キャンパスのあるセントラルパーク周辺は未だ認知度が低く、利用者は多くありません。そこで、ゲストハウス宿泊者のイベント参加率の高さ、交流需要の大きさに注目し、ビアガーデンを、「日本らしい、季節感を感じながら交流を楽しむ場所」としてPRし、ビアガーデン訪問へのきっかけづくりとして、1日交流イベント「GUEST BEER GARDEN ~浴衣で交流ナイト」を企画しました。

また、「ビアパークに行きたいけれど、ビールが苦手で飲むものがない!」という声を受け、女子学生をターゲットに考案した、明治大学のイメージカラーの紫紺をテーマにした「ブルーベリー×ヨーグルト」のスイーツカクテルを、「KIRIN x 明大生」考案のコラボドリンクとして、パーク内の2店舗にご協力いただき、1日限定で販売。さらに、キリンビールから提供いただいた缶ビール、めいじろうのシールなどをセットにしたコラボギフトも用意し、来場者に記念にプレゼントしました。

当日は、イベント開始前に、学生が外国人ゲストへの浴衣の着付けサポートを行うなど和やかな雰囲気で始まりました。最終的には、外国人ゲストの他、ゲストハウスのスタッフ、中野区観光大使や地域の方々、学生や友人たちが総勢40名以上集まり、あちこちで英語での会話が飛び交う賑やかな雰囲気の中、盛大な交流イベントとなりました。


佐藤ゼミでは、ツーリズムを国や地域における文化の違いを超えて、交流・相互理解を推進するツールとして、またツーリズムを通じて世界に日本の魅力を発信し、「世界の中の日本」について考察することをテーマに研究活動をしています。その一環として、これまでも、中野区へのインバウンド誘致を目的とした様々なプロジェクトや活動を行ってきました。今夏はパイロットイベントとして実施した「GUEST BEER GARDEN ~浴衣で交流ナイト」ですが、今後も引き続き区内の企業や行政機関、地域のみなさんと連携し、このようなイベントをはじめ、様々な活動を行っていく予定です。

<イベントリーダーを務めた山中友貴さん(佐藤ゼミ4年)のコメント>
 今回の企画で難しかったのが、普段ビアガーデンに来ない人に来てもらうにはどうしたらいいか、ということでした。チーム全員がほとんどビアガーデンに行ったことがなく、まずは実際に中野セントラルパークビアパークを訪れ、自分たちなりに課題を見つけることから始めました。オリジナルドリンクの提案では「ビールが飲めない人でも頼みたくなるようなドリンク」を目指し、様々な試作品を作りました。私たちが提案した企画の実施にあたり、キリンビール株式会社さんにはイベント準備やオリジナルドリンクの試作、やどやゲストハウスさんには滞在している外国人観光客の方への告知など、多くの方々にご協力いただき、イベントを実現することができました。ありがとうございました。