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演習(ゼミナール)紹介[張 競 CHO Kyo]

明治大学国際日本学部 演習(ゼミナール)紹介
張 競 教授
 CHO Kyo
(担当科目) 比較文化学 / (Lecture) Comparative Culture
(開講言語) 日本語 / (Language) Japanese
■演習テーマ / Theme
比較文学比較文化特別研究
■授業内容 / Activities

<3年次>
この演習は、将来ゼミ論や卒業発表の作成を視野に入れ、比較文学比較文化に関する問題について研究を行う授業である。文学や文化の受容および変容、文化衝突の問題が主たるテーマだが、ゼミは三つの段階に分けて進める予定である。
まず、前述のテーマと関連する資料を講読し、資料の読解や分析、批評およびグループ・ディスカッションを通して、比較文学比較文化研究とは何かを理解する。
次に、ゼミで講読した資料にもとづいて、テーマを選び、ゼミ生が関連することについて調査し、その結果をゼミで発表する。
右の作業を通して、問題の見つけ方、検証および資料調査の仕方を身につける。最後に、ゼミ生が自ら課題を見つけ、資料調査などを行った上、その結果をゼミで発表する。それぞれの報告について、全員でディスカッションを行い、そうした議論を踏まえて次の課題を見つける。そうした一連の作業を通して、比較文学比較文化の基礎的な研究に必要な方法を習得する。
スケジュールは基本的にゼミ生と議論の上で決めるが、最初の数回はテーマの設定、文献調査、資料収集、現場調査、データの処理、口頭発表、論文執筆の時期や基礎的な作業の方法および研究の進め方について勉強する。

<4年次>
この演習は3年次の継続で、ゼミ参加者は自分の設定したテーマについて研究を行う授業である。基本的な進め方は3年次と変わらない。ゼミ論を提出する履修生には春学期に中間発表をし、秋学期のはじめにゼミ論か卒業発表の草稿を提出するのを目指しほしい。