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演習(ゼミナール)紹介[大矢 政徳 OYA Masanori]

明治大学国際日本学部 演習(ゼミナール)紹介
大矢 政徳 教授
 OYA Masanori
(主要担当科目)  英語学 / (Lecture) English Linguistics
(開講言語) 日本語 / (Language) Japanese
■演習テーマ / Theme
より良いコミュニケーションのための言語学

人間が言葉を使って互いの感情や思想を伝え合い始めて以来数十万年、そのメッセージの内容は実際のところ昔も今もさほど変わってはいないとしても、その手段は多様化・情報化・複雑化の一途をたどっています。“truth”と“fake”の境界線が曖昧になり、「いいね」の数が承認欲求を満たしても孤独感は払拭されない現代において、人間同士のコミュニケーションを深く理解することの重要性は、人間がAIに取って代わられることを良しとするのではない限り、誰の目にも明らかです。そのような文脈の中、本演習では「より良いコミュニケーションとは何か」、つまりは一見当たり前すぎるようにも聞こえるけれど誰もがいつかはどこかで考えなければならない話題について、言語学の観点から少しずつ学んでいきます。本演習で取り上げる主なトピックは、(1)語用論、(2)会話分析、そして(3)レトリックです。コーパス言語学についても触れます。
■授業内容 / Activities
<3年次>
演習のテーマで紹介した(1)~(3)のトピックについて学んでいきます。適宜、個人またはグループでの発表を行います。発表の際に使用する言語は英語とします。3年次終了までにゼミ論の研究テーマを決定し、一年間の学習の総決算としてレポートを提出します。

<4年次>
ゼミ論作成を進めます。ゼミ論の内容についての発表を行います。