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演習(ゼミナール)紹介[鈴木 賢志 SUZUKI Kenji]

明治大学国際日本学部 演習(ゼミナール)紹介
鈴木 賢志 教授
 SUZUKI Kenji
(担当科目) 日本社会システム論 / (Lecture) Japanese Social Systems
(開講言語) 日本語 / (Language) Japanese 


■演習テーマ
スウェーデンに発信し、スウェーデンから学ぶ

本演習は、スウェーデンに焦点を当てた「国際日本学」の実践を目的とする。すなわち、①日本に興味を持つスウェーデンの人々とのコミュニケーションを通じて、彼らが日本をどのように認識しており、どのような情報の発信が望まれているのかを理解し体感する。さらに②スウェーデンから日本が何を学べるのか、また日本の文化や社会システムの現状に照らして、実際にどこまで取り入れることができるのか、その可能性や限界について考察する。
■授業内容

<3年次>
春学期は、スウェーデンについての基本的な知識を吸収しつつ、スウェーデンの人々との交流や大使館でのイベントなどの様々な機会において、スウェーデンの人々が日本や日本人をどのように認識しているのか、どのような情報が求められているのかを、実践を通して学んでいく。秋学期は、春学期の経験を踏まえて、スウェーデンと日本の比較についての学びをさらに深めていく。
<4年次>
春学期は、スウェーデンから日本が何を学べるのか、また日本の文化や社会システムの現状に照らして、実際にどこまで取り入れることができるのかについて議論し、それをどのような形で卒業発表に結実させるかについて討議し、計画を策定する。秋学期は、策定した計画に基づき、スウェーデン大使館において、主にスウェーデンに興味を持っている日本人を対象として行われるスウェーデン社会研究所のセミナーとして卒業発表を行うべく、その準備を行う。

なお授業では、スウェーデンと日本の現状や社会システムについての解説や、スウェーデンの人々とのコミュニケーションや研究に役立つよう、初歩的なスウェーデン語の講義を織り交ぜていく予定である。