世界の中の「日本」で養う、グローバルな視点と確かな語学力。


語学上達のコツはその生活に触れ興味を広げること

_司会 やはり、興味の軸がしっかりと定まっているのですね。それにしてもみなさん、日本語が上手ですね。日本に来る前から勉強していたんですか?

リュウさん 上海で3ヶ月だけ勉強しました。でも、来日してわかったのは、教科書の日本語と実際使われている日本語は全然違うということでした。だから語学を習得したければその国に行くのがいちばんの近道ですね。

グォンさん そうそう。例えて言うなら、動物園の動物と野生の動物くらいの差があります(笑)。やはり檻から出て、野生の言葉を身につけなければと思い、教室での勉強だけではなく、ボランティアの日本語教室に参加したり、日本の友達とコミュニケーションを心がけたり、積極的に学びました。

エリザさん 大切なのは、楽しみながら勉強することですよね。私たちは、日本の文化に興味があり、もっとたくさんのことを知りたいという気持ちから、自ずと日本語に対するモチベーションも上がります。だから、言葉だけを勉強するのではなく、その国の文化も一緒に勉強することが上達のコツだと思います。

工藤さん なるほど。私は、イギリスのオアシスっていうバンドが大好きなので、イギリスの文化に興味があります。だからもちろん英語にも興味があります。この学部では本格的な英語の授業が受けられるので、英語の力もついてきたと思います。教科書どおりの英語ではなく、自然な表現ができるようになったり。

グォンさん 英語で特に好きなのは「Practical Drama」という授業。英語で演劇をするのですが、人前で、英語で発信したり表現する力を養うことができます。また、クラスの学生同士で演技するので、交流を深めることもできます。だから、日本語だけではなく英語の実力もつくのがうれしいです。

リュウさん 英語圏に留学している友達に現地の授業について聞いたことがあるのですが、現地の英語の授業も国際日本学部での授業もほとんど変わらないという印象を受けました。だから、英語についても、この学部でしっかり勉強すれば相当な力がつくと思います。

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