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浅草オペラとは


  〜 浅草オペラ 〜


浅草オペラ─ 現在の大衆文化の基礎が作られたとされる大正時代、その中でもひときわ賑やかだったのが浅草オペラです。

 

 
   
 大正6(1917)年から関東大震災で壊滅する大正12(1923)年にかけて、19世紀西洋芸術の結晶「オペラ」と、東洋一の歓楽街「浅草」の邂逅から生まれた浅草オペラは、「オペラ」を名乗りながらも、歌にダンスに笑いにエロチシズムにと、雑食性に富んだ浅草式の大衆芸能として人気を博しました。

 若き谷崎潤一郎が小説に描き、不良少年サトウ・ハチローがファンレターを書き、無名の江戸川乱歩が手製の金メダルを贈り、榎本健一がコーラスボーイに飛び込んだ憧れと熱狂の舞台。

 鹿鳴館時代には上流階級の教養でしかなかった西洋音楽を、瞬く間に大衆のものへと変えてみせたのが浅草オペラでした。

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