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研究・知財戦略機構

【研究・知財戦略機構】平成23年度千代田学に採択されました

2011年05月06日
明治大学

    商学部・水野勝之研究室が提案した「都会型ソーシャルネット活用事業を通してのワークライフバランス問題の解決」が平成23年度千代田学に採択されました。水野研究室の採択は8年連続となります。


 「千代田学」とは、千代田区内にある大学、短期大学、大学院等の研究機関、専修学校各種学校が自ら行う、千代田区に関する様々な事象を一つの学問として学ぶ調査・研究事業のことで、これらの事業に対し、区がその経費の一部を委託又は補助により負担することで、大学及び専修学校各種学校、区、地域の連携を推進することを目的としています。(千代田区ホームページより)

 

今回採択された取組のコンセプトです。

    ワークライフバランスは文字通り「仕事と生活の調和」を図ることです。人間は社会に参加し、「仕事」をすることによって、自分の居場所を見つけ、生き甲斐を覚える。これまでワークライフバランスの問題においては、仕事を持つ現役世代がいかに生活とのバランスを取り、新たな仕事のスタイルを構築していくかが議論されてきました。しかし、「生活」だけになってしまった人たち(高齢者、療養中の人、ニートetc)はソーシャル・エクスクルージョンとしてこの議論からはずされていました。はたしてそれで良いのでしょうか。本取り組みは、高齢者の方々、子育て中のお母さん方にもソーシャルネットの一員として社会での重要な役割をもってもらうことにより、より豊かな生き方の創造を目指した高齢者のワークライフバランスを図るものです。