小野昭特任教授が国際学会「アジア旧石器協会」Asian Palaeolithic Association (APA)の会長に選出されました
2012年7月6日から7月13日まで、シベリアのエニセイ(Енисей)河畔のクラスノヤルスク(Красноярск)市で開催された第5回アジア旧石器協会の大会で、明治大学黒耀石研究センター長の小野昭特任教授が新会長に選出されました。
アジア旧石器協会は、日本、韓国、中国、ロシア4カ国の旧石器研究組織を基礎単位とする連合体の形態をとる国際組織です。会長1、副会長4、委員8の合計13名からなる執行委員会体制をとっています。学問的伝統や学風の異なる4カ国間で、旧石器時代の研究を中心とする考古学、人類学、関連分野の研究交流を盛んにする目的で、2008年に設立された若い国際学会です。
大会は4カ国間を順に巡って毎年開催されますが、若手研究者を育てる場としても機能するよう求められています。新会長の手腕が期待されます。