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職員インタビュー 朝烏 修平

教育×ICT



大学をもっと面白い場所にしたいと思ったことがきっかけで、明治大学の職員として働くことを決めました。
私が所属する情報メディア部は、あらゆるシステムの企画・管理と教育の情報化の役割を担っています。私の仕事は一言でいうと、「ICTの力を使って、教育を充実させる」ことです。具体的には、eラーニングの制作・遠隔教育の支援・イベントの撮影~配信・最新機器の導入・スタジオやアクティブラーニング教室の運用・Podcastでの配信など多岐に渡ります。専門技術の話が多く、最初は戸惑うことも多かったですが、先輩方に教わりながら勉強しています。

いつでもどこでも学べる環境づくり



eラーニング事業は、多彩なプログラム(正規授業・入学前教育・社会人向け講座・外国人留学生の日本語テストなど)をオンラインで行い、受講者がいつでもどこでも学べるよう整備しています。
中でも最近注力したことは、学内の専用スタジオで行った、就活生向けの講座制作です。対面講義をeラーニング化することで、時間・場所・回数の制約をなくし、受講データを簡単に扱えるようになりました。こういった点は学生側のメリットだけでなく、他部署の業務効率化にも大きく繋がり、とてもやりがいを感じました。

南米までつながり、ひとつの教室に

遠隔教育業務では、リアルタイムで国内外あらゆる拠点とビデオ接続するためのサポートをしています。主に教職員の要望を踏まえ、機器や接続手段を決め、調整します。地球の裏側、南米とも授業で頻繁に交流します。教室は国境を越え、とても刺激的な空間になっています。
ただ、トラブルもあります。1年目のころ、遠隔でタイと結んだイベントでは、開始直前に突然システムが停止し、再起動を繰り返しました。代替策も充分でなく、学長をはじめ関係者300名を長時間待たせてしまいました。なんとか無事復旧しましたが、こうした火急の現場対応も珍しくありません。

もっと明るく楽しい大学にしたい



現在の明治大学には強い危機感を持っています。厳しい環境の中で変化していく必要があります。私は、大学にはまだまだ眠っている価値がたくさんあると思っています。これを掘り起こして、明るくて楽しいアイデアを仕掛けたいです。個人的にはサービスマーケティングに興味があります。学生・父母・卒業生をはじめ、あらゆる関係者・業界から幅広く声を拾い上げ、事業として適切に反映できる仕組みづくりを実現したいです。
※各職員の所属部署は掲載当時のものです