Be a professional

職員インタビュー 須藤 慎一

 

受験生に明治大学を発信する仕事



教育支援部は、主に本学への入学を検討されている方の支援を行う「入学センター事務室」と国家資格試験取得を目指す方の支援を行う「国家試験指導センター事務室」で構成されています。
そのなかで、入学センター事務室の業務は大きく「入試広報」と「実施」の2チームに分かれます。「入試広報」は、オープンキャンパスや高校等での説明会の企画実施、大学ガイドの作成など、受験生へ本学の情報を発信する部分を担い、一方の「実施」は入試に関する制度設計や、入学試験要項・Web出願サイト・試験監督要領の作成など、入学試験の志願処理や実施運営に係る幅広い業務を担います。
いずれも、本学の教職員や在学生に協力を得ながら、全学的に実施する業務が多い部署です。

「明治大学への入り口」を担う

私は現在「実施」チームにて、入学試験要項の作成や、Web出願サイトの作成などの志願処理業務全般を担当しています。例えば入学試験要項の作成では、国の施策や国内外の大学入学資格等の動向への対応や、最近では大学入試センター試験に代わる新テストや、外部英語資格検定試験の入試への活用などについての情報収集及び対応検討なども行っています。またWeb出願サイトの設計では、出願手続きのミスが無いよう配慮を行いながら、閲覧性や利便性を考慮し、業務連携企業様と一つ一つのページを協議し作成していきます。いわば本学を志願される方々の「本学への入り口」の部分を担っていますので、入学試験という特性も鑑み、誤り・事故の無いコンテンツを作成していくことは、大変な重責であるとともに、大きなやりがいにもつながっています。

相手のニーズを汲み取り、スピード感を持って提案する



入職時は農学部事務室に配属になり、理系を有する学部特有の実験機器・施設の管理や各種法令対応、また大学創立130周年記念事業の一つである新農場の建設・運営整備という数年間にわたる大きなプロジェクトにも入職時から携わることができました。学部事務室時は学生と教員、現在は受験生と保護者の方々と、業務における主な対象者が変わりましたが、いずれにしても大事なことは相手の意図や要望を汲み取り、それに対してスピード感をもって提案できる力だと感じています。そのために自身の提案の引き出しを常に持っておく努力が必要です。
この職場の魅力は、大学を通じて、職員が担えるフィールドが多様にあるところだと思います。今後、様々な部署で従事する際も、各部署と有機的に連携し、大学及びステークホルダーの発展に対して一翼を担える職員を目指して業務に取り組んでいきたいと思います。
※各職員の所属部署は掲載当時のものです