大学は社会的影響力・規模が大きい割に、業務に従事する人員は少ないため、職員個人の裁量が大きく、職域が広い職場です。新入職員で配属された初日に本学の教職員全員分の給与を支払処理したことは、まさにその通りのエピソードです。給与のみならず、税金、退職金、または多額の研究費や補助金、毎日億単位までのぼることもある本学の全ての入出金を管理するのは、若手の私を含むわずか5人の職員です。出納の業務には責任や金額の大きさに伴う緊張感はありますが、その分モチベーションも高く、日々業務に臨めております。
また、本学にはSD(スタッフ・ディベロップメント)の一環として、自己研鑽のチャンスが数多くあります。私はこの2年間で本学主催の英語研修を3期分、自ら情報を仕入れた学校会計やM&A等の外部セミナー・研修に6回参加させてもらいました。最近では、Skypeを利用し、海外の講師と毎日25分間英会話をするという研修を受け、自分の職域を広げるため、日々英語力を鍛錬しています。