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職員インタビュー 佐藤 佑亮

すべてのお“カネ”の入り口と出口

財務部には、財務分析や資金管理などのお“カネ”に関する業務を主とする財務課と、資産である建物や備品などの“モノ”に関する業務を主とする資産管理課があります。私は現在、財務課で資金管理を担当する出納チームに所属し、入出金の照査や現預金の管理を担当しています。

裁量の大きさ



大学は社会的影響力・規模が大きい割に、業務に従事する人員は少ないため、職員個人の裁量が大きく、職域が広い職場です。新入職員で配属された初日に本学の教職員全員分の給与を支払処理したことは、まさにその通りのエピソードです。給与のみならず、税金、退職金、または多額の研究費や補助金、毎日億単位までのぼることもある本学の全ての入出金を管理するのは、若手の私を含むわずか5人の職員です。出納の業務には責任や金額の大きさに伴う緊張感はありますが、その分モチベーションも高く、日々業務に臨めております。
また、本学にはSD(スタッフ・ディベロップメント)の一環として、自己研鑽のチャンスが数多くあります。私はこの2年間で本学主催の英語研修を3期分、自ら情報を仕入れた学校会計やM&A等の外部セミナー・研修に6回参加させてもらいました。最近では、Skypeを利用し、海外の講師と毎日25分間英会話をするという研修を受け、自分の職域を広げるため、日々英語力を鍛錬しています。

職場としての大学



就職活動中は、判断・決断力のある自分になりたい、リカレント教育の普及に貢献したいという、“なりたい”と“やりたい”を叶えられる職場を探しておりました。そのような中、個人の裁量が大きいうえ、少子高齢化を背景に今後は門戸が一層開かれていくとされる大学という環境に憧れを抱き、大学職員を希望し、入職しました。
また、私は本学出身の職員ではありませんが、出身校での学生経験や新鮮な目線を生かし、のびのびと仕事をさせてもらっています。
※各職員の所属部署は掲載当時のものです