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小島基史/先輩職員紹介

これまでのキャリア
2005年4月 入職。国際交流センター事務室(現・国際連携部)配属
2005年4月~2007年3月 学術交流、学生派遣業務を担当
2007年4月~2009年3月 留学生受入れ業務を担当
2009年4月~2010年9月 社会連携事務室へ異動。リバティアカデミー業務を担当
2010年10月~ 地域連携業務を担当
1年目:1年ごとの積み重ねがその後の成果に大きく影響することを学びました
私が入職するきっかけとなったのが、「もっと、明治大学をいろいろな言葉が飛び交うような国際的な大学にしたい」と思ったことでした。
初めての配属は国際交流センター事務室で、まさに大学の国際化を担っている部署でした。私が考えていた以上に、すでに大学には留学生が在籍しており、フランスやカナダとの学術交流などでは、日本の大学の中心として様々な取り込みを行っていました。4年間の業務では、日本人学生の留学を増やすには各学部でも国際化の取り組みが必要であること、留学生を受け入れると言っても在留ビザや奨学金の対応も必要であることなど、入職前に考えていた国際化には大きな時間がかかることを痛感し、1年ごとの積み重ねがその後の成果に大きく影響することを学びました。
現在、本学の国際化は、国際連携機構のもとで、教員・職員・学生のそれぞれの国際化がすすんでいることは、皆さんご存知の通りだと思います。
5年目:良いプログラムを提供することにより、明大ファンを増やしていく
5年目に異動した社会連携事務室は、リバティアカデミーの企画・運営が主な業務でした。
リバティアカデミーの目的は「本大学における教育・研究の成果を継続的・体系的学習プログラムとして公開する」ことです。生涯教育の拠点として2004年にオープンしたアカデミーコモンにおいて、中高年に人気のある博物館講座、ビジネスパーソンが自らを磨く経営戦略セミナーなど、現在も年間400近くの講座を展開しています。当時から、企業や団体から頂く寄付で行う講座、企業研修、地方自治体との連携講座などを実施し、大学の社会貢献という役割を、教育・研究と並ぶ第三の柱として知的資産を発信していました。
ちょうどその年に、明治大学の志願者数が日本一になりました。これを聞いて、受験をする高校生とは一番離れているように思う部署にいる私たちも「自分たちの努力が報われた」と思いました。公開講座や地域連携講座を行なうことで、今まで明治大学を知らなかった人に明治大学を知ってもらう。そして、良いプログラムを提供することにより、明大ファンを増やしていく。そのように明大ファンになった方が、「明治大学」を薦めてくれているのではないかと考えて、仕事の励みとしていました。
10年目:「魅力ある大学」にしたいという言葉や思いを形にしていくのが、大学職員の役割
現在の社会連携事務室では、2010年10月に設置された社会連携機構のもと、リバティアカデミーと地域連携推進センターでの事業を行っています。社会からの要請にもとづき、本学の教育・研究の成果を講座や、連携事業という形で還元しています。
これまで明治大学職員として働き思ったことは、どこの部署で働いていたとしても明治大学を「魅力ある大学」にしたいと思う気持ちは同じであり、それがどこかで繋がっているということです。「魅力ある大学」になるには、学生、教員、校友全ての協力が必要となります。そして、その言葉や思いを形にしていくのが、大学職員の役割であると思います。自分自身も大学職員応募前には「事務仕事」って何だろうと思っていましたが、決して机にばかり座って言われたことをやっているのではなく、企画力を持ち、業務を積み重ねることが重要であると考えています。
本学を「より魅力ある大学」にしたいと思う方と、一緒に働いていきたいです。
明治大学職員に質問
小島基史
(入職10年目)
明治大学職員を一言で表すと?
一言では言い尽くせないほど、いろんな人がいます。しかし、皆さんどんなことでも「学生」のことを考えて仕事している人ばかりだと思います。
10年後の目標は?
いろいろなキャンパスで、いろいろな仕事を経験し、もっと明治大学のことを知りたいです。
プライベートの過ごし方は?
職員によるサークルで「職員野球部」というものがあります。春から秋にかけて活動しており、大会にも参加しています。興味ある方は是非!
 
※各職員の所属や職歴は、掲載当時のものです