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畦﨑梓/先輩職員紹介

これまでのキャリア
2004年4月 入職。国際交流センター事務室(現・国際連携部)配属
2004年4月~2005年4月 外国人研究者受入れ、夏期海外語学研修、協定校留学(受入・派遣)業務を担当
2005年4月~2007年9月 留学相談、協定校留学、夏期海外語学研修、地域研究業務を担当
2007年9月~2008年4月 教務事務部大学院事務室へ異動。研究科業務を担当
2008年4月~2013年4月 共通教務(学籍・学位管理、特別研究員制度)、研究科業務を担当
2013年4月~2014年4月 新研究科設置準備、共通教務業務を担当
2014年4月~ 経営企画部企画課へ異動。中期計画、事業報告、系列法人、付属校関係業務を担当
1~3年目:希望の部署に配属され、毎日がたのしくて仕方がなかったことを覚えています
第1希望の国際交流センター事務室への配属となり、辞令を受けた日は興奮と喜びでいっぱいであったことを覚えています。業務分担も希望していた内容であったため、一つ一つの業務に取り組むことが楽しくて仕方なかった、というのが配属当初の印象です。ただ、1年目にして思っていた以上に責任の重い案件を担当することもあり、プレッシャーを感じることもありましたが、そんな経験を通じて仕事に対する責任感を身に付けることができました。
2年目以降は海外出張に行く機会が増え、職員経験が浅いながらも多様で貴重な経験をしました。当時担当していた夏期海外語学研修では、1か月間カナダへ引率者として同行したり、各国の研究者や駐日大使館関係者と直接仕事をする機会に恵まれ、国際関係におけるプロトコルを自然と学ぶことができました。
また、当時は私自身を筆頭に4年連続で新入職員が配属されたため、早いうちから後輩ができ、一緒に学びながら成長できた期間でもありました。年齢が近い分、お互いに意見が出しやすい雰囲気の中で業務を進めることができました。
4年目~10年目:大学における「現場」教務に関する経験を積むことができました
2007年の9月に2部署目となる大学院事務室へ異動しました。この部署では、教務における様々な業務を経験できたことが何よりの収穫です。配属当初は自分が一番年下であり、業務知識的にもゼロからのスタートでしたが、経験豊富な先輩方からたくさんの事を教わることができました。
最初に担当した研究科業務は、一つの小さな学部を運営しているようなもので、学生に関わる履修・成績・相談から、教員との打ち合わせや会議への出席・記録まで幅広い業務内容となっておりました。
その後、研究科業務から共通教務という業務分担になり、主に学籍管理や学位授与関係、研究科間共通科目等の研究科全体にまたがる業務を担いました。始めのうちは業務を正確に遂行することで精いっぱい、という状態。次第に仕事に慣れるにつれ、業務の効率化について周囲と相談しながら、改善を図るようになりました。 例えば、学籍関係の業務では、研究科担当から共通教務担当へバトンタッチしていた学籍異動に関する一連の処理を、共通教務担当が一元管理することで部門全体の業務効率化を図りました。情報共有はしっかりしつつ、うまく業務の効率につながったと思います。
大学院事務室での最終年度は、主に新設される研究科の設置業務を担当しました。本学では初の英語のみによる博士後期課程の設置のため、前例のない中での準備となりました。新研究科の設置スケジュールは厳守しなくてはなりません。しかし設置届出申請の受理が当初の予定より遅れるという事態が発生したため、受験生確保のための広報活動をなかなか実施することができませんでした。設置初年度に新入生を迎えることができないかもしれないという不安もありましたが、その後設置が認められ、なんとか出願期間に間に合う形で広報活動を行うことができました。結果、2014年4月には無事に新入生を迎え、予定通り開設することができました。異動により開設後の業務に携わることができなかったのは心残りですが、教務関係の業務経験を重ねたことが大きな自信にもなりました。
11年目:新しい部署は、これまでとは全く違う世界にいるような気分です
入職11年目を迎えたところで現在の部署である経営企画部企画課に配属されました。今までは学生や教員と直接関わる業務であったため、いわゆる法人業務を担う新しい部署はこれまでとは全く違う世界にいるような気分です。主に、中期計画、事業報告、系列法人に関すること等、大学の事業に関わる業務を担当していますが、新人に戻ったような気持ちで日々仕事を教わりながら取り組んでいます。ただ、これまでの経験を基に意見を求められることもあり、教務部署での経験も生かせていることを実感しています。
また、今年は異動初年度にも関わらず、海外研修へ参加する機会に恵まれ、アメリカ西海岸の大学に1週間滞在しました。この研修では、現地の大学マネジメントに関する実務プロセスを学ぶことが目的の一つであり、最終日には各自のテーマに沿ったプレゼンテーションを行う機会がありました。アメリカの高等教育事情を学ぶことに加え、プレゼン力や課題発見・解決思考のトレーニング等、ビジネススキルを高める内容となっており、大変有意義な研修であったと思います。仕事を覚えることも大切ですが、「職員力」を高めることができる研修が充実していることも本学の魅力であると言えます。
明治大学職員に質問
畦﨑梓
(入職11年目)
明治大学職員を一言で表すと?
『アットホームで元気』
元々の校風もありますが、親しみやすい方が多いです。また、体育会気質で面倒見の良い職員も多いです。
10年後の目標は?
いつまでも学生の気持ちに立って仕事に取り組み、マルチプレイヤーとなれるような職員を目指したいです。
プライベートの過ごし方は?
アウトドア全般が好きなので、季節に応じてキャンプ、登山、スキー等を楽しんでいます。平日の仕事終わりや週末は時間があればクライミングジムへ行っています。
 
※各職員の所属や職歴は、掲載当時のものです