第3回「東日本大震災の風化を防ぐフォーラム」を開催

2015年06月16日
明治大学 震災復興支援センター

尚英中学校の被災状況について説明する松本氏尚英中学校の被災状況について説明する松本氏

自身のボランティア活動について話す学生①自身のボランティア活動について話す学生①

新地町の復興状況・復興計画について説明する小野氏新地町の復興状況・復興計画について説明する小野氏

来場者と活発に意見交換を行う登壇者来場者と活発に意見交換を行う登壇者

 震災復興支援センターは6月13日(土)、駿河台キャンパス グローバルホールで第3回「東日本大震災の風化を防ぐフォーラム」を、東京YWCAとの共催で開催しました。
 このフォーラムは、福島県新地町への支援を続けている本学と東京YWCAが、東日本大震災の風化を防ぐプログラム実行委員会として、東日本大震災の「風化を防ぐこと」をテーマに掲げて継続的に開催しており、今年で3回目となります。

 松橋公治震災復興支援センター長と東京YWCAの池上三喜子氏とによる開会の挨拶を皮切りに、鳥居高副センター長の司会でフォーラムを進行しました。
 新地町からは、震災当時尚英中学校の教頭であった松本氏と新地町復興推進課長の小野氏を、また名古屋YWCAからはシンチ・ハート・プロジェクトご担当者の赤澤氏をお招きし、被災直後の話やその後の復興状況、また子どもとの関わり方などを、それぞれの立場からお話しいただきました。
 本学学生2名も、被災地でのボランティア活動を経験した後に、感じたこと・考えたことを話しました。

 フロアとのディスカッションでは講演者5名と来場者約220名とが、活発に意見交換を行い、鳥居高副センター長の挨拶で閉会しました。

【講演要旨】
◎震災と子どもたち -新地町立尚英中学校で教頭を務めて-
  松本一宏氏(相馬市立八幡小学校校長・震災当時:新地町尚英中学校教頭)
  松本氏は、震災当時町唯一の中学校で教頭を務めており、震災発生翌日には中学生徒全員の安否確認が取れたことや中学校の教室を避難所として利用したことのメリットについて、また、被災した子どもの心のケアがいかに大切かについて説明がありました。

◎子どもたちの心のサポート -新地町小学校「テレビ電話相談」-
  赤澤ヒロ子氏(公益財団法人名古屋YWCA シンチ・ハート・プロジェクト)
  トラウマからの回復を図り、子どもの心のケアを行う事を目的として始まったテレビ電話相談における目標や約束事を始め、子どもとの関わり方について、また現在抱えている課題について話がありました。

◎被災地でボランティアを経験した後に感じたこと、考えたこと
    白﨑絵さん(明治大学商学部3年)/清野真登さん(明治大学農学部3年)
  2014年度の学部間共通総合講座に参加した学生が、自身の体験談をもとに、支援の継続の大切さや、実際に現地に赴き肌で感じることの大切さ、また復興支援活動が自身の研究内容に影響を与えたことなどについて話がありました。

◎新地町はいま/小野好生氏(新地町復興推進課長)
  平成29年度中再開を目標に工事が進められているJR新地駅開発事業を始め、道路整備事業・防災緑地整備事業などのさまざまな取組みについての話がありました。また後継者不在・高齢化など、町が震災以前から潜在的に抱えていた農業・漁業・商工業などにおける地域課題について、今後行政は何をすべきかについて説明がありました。

 8月1日~7日には「明大Week in 新地町」を実施いたします。「第5回やるしかねぇべ祭り」の明大ブースではけん玉・チアリーディング・シャボン玉の体験を行う予定です。学生によるボランティア活動の他、体育会ローバースカウト部のデイキャンプなども開催する予定です。

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