研究・知財戦略機構 学内フォーマット集
多種部位深部加温を目的としたリエントラント型ハイパーサーミアシステムの構築
研究課題名 | 多種部位深部加温を目的としたリエントラント型ハイパーサーミアシステムの構築 | ||
研究種目等 | 基盤研究 (B) | ||
研究概要 | (研究実施計画) 前年度までに,リエントラント型空胴共振器を用いたハイパーサーミアシステムを設計・試作し,円筒形寒天ファントムの加温実験およびそのコンピュータシミュレーションの両面からその有効性を確認している。本申請研究の最終年度である本年度の研究実施計画を以下に示す。 (1)空胴共振器型加温システムによる総合評価実験(加藤,土屋) 試作・開発した加温システムについて,人体各部の形状等を考慮した人体等価寒天ファントムを自作し,これを用いた加温実験およびコンピュータシミュレーションを実施する。これらの結果を踏まえて,加温特性の周波数依存性,さらには空胴共振器の内円筒の形状に対する依存性等,工学的な観点から本加温システムの加温特性を総合評価する。すなわち,ここでのファントム加温実験を通して,加温位置および加温パターンに関するデータを収集し,選択的かつ効果的に加温するための諸条件を明らかにする。そして必要であれば,空胴共振器,インピーダンス整合器,アンテナ等の実験系の手直しを行う。そのための部品,材料費を申請している。さらに最近,大きな社会問題となってきた漏れ電磁波の周囲の電子機器への影響についても,加温実験を通して詳細に検討する。 (2)研究の総括(加藤) 本加温システムによる加温実験結果から,本申請研究の総括を行う。 |
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研究者 | 所属 | 職 | 氏名 |
理工学部 | 教授 | 加藤和夫 | |
補助金額(千円) ※直接経費のみ |
1,200 | ||
研究期間 | 2004.4~2007.3 | ||
リンク |