研究・知財戦略機構 学内フォーマット集
古代ロシア文語萌芽期の最終期における言語特性について
研究課題名 | 古代ロシア文語萌芽期の最終期における言語特性について | ||
研究種目等 | 基盤研究 (C) | ||
研究概要 | (研究実施計画) 「ムスチスラフ福音書」の基礎的な文献学的作業および研究を行う。底本は1983年刊Жуковская校訂本を用いる。前半1-106を岩井が,後半107-213を服部がそれぞれ分担して担当する。各自分につき,カノン・テクストとの対照を行い,「ムスチスラフ福音書」の性格を見きわめる。服部は特に全体の動詞組織について,ひきつづき検討を行う。 これと平行して,ひととおり電子化を行っていた「ムスチスラフ福音書」本文の校正に入りたい。「ムスチスラフ福音書」には従来のイーゴリ・フォントではカバーできない特別な文字があるから,新たな文字の作成が要求される。これらの手当はアルバイトや専門家の助力を得て,岩井の許で行いたい。校正作業が終了したら,語彙の総索引の作成を試みる。またできれば,逆引索引の作成も試みたい。この場合,プログラミングにおいて,専門家の助力をあおぐものとする。 また「アルハンゲリスク福音書」索引の修正もひき続き行う。 上記の研究上の作業を円滑に実施するために,岩井と服部は定期的に会合し(3ヶ月に1回程度),知見および意見の交換を行うものとしたい。 |
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研究者 | 所属 | 職 | 氏名 |
文学部 | 教授 | 岩井憲幸 | |
補助金額(千円) ※直接経費のみ |
1,000 | ||
研究期間 | 2006.4~2010.3 | ||
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