特定課題研究ユニット詳細 2008年度

新素材開発研究所

研究所名 新素材開発研究所
研究課題名 生体分子によるナノ粒子の生成と配列化
研究所概要 (研究目的・成果達成のイメージ)
 十億分の一メートル(ナノメートル)の構造を持つナノ材料は,バルク材料にはない優れた物理的・化学的特性を有しており,様々な産業分野での応用が期待されている。大きな材料の切削によって細かい構造を作り出していく従来の微細加工技術では,百ナノメートル以下の微細構造を実現することは困難である。本研究所は,生体分子の自己組織化現象を利用してナノメートルレベルの精度を持つ周期構造材料を作り出す,新たな材料制御法を確立することを目指している。生物は均一で制御された高分子の生成と自己組織化をもとに,数ナノメートルの分子の世界から数メートルの多細胞生物の個体まで実に巧みに組み立てられている。この幅広い制御システムを,現在使われている物理的,化学的手法と併用すれば,今まで不可能であった素材の生成や加工,組み立てができると考えられる。本研究所では,金属,誘電体,磁性体などのナノ粒子をタンパク質を利用して生成させることをめざす。タンパク質の自己組織化を利用することにより,粒子サイズや配列周期の均一性は分子レベルで保証されるため,従来にない空間精度を実現することができるだろう。こうして生成したナノ構造材料は,高密度磁気記憶素子,フォトニック結晶,原子光学素子,化学触媒,薬剤運搬など,様々な応用が期待される。それぞれの材料について光学特性,力学特性,生化学特性,電気的特性を明らかにし,実用可能な新材料として提案することが,本研究所の最終目的である。
研究者 所属 氏名
  理工学部 教授 吉村英恭
  理工学部 教授 小泉大一
  理工学部 教授 立川真樹
  理工学部 教授 崔博坤
  理工学部 准教授 平岡和佳子
  理工学部 教授 小田島仁司
  理工学部 准教授 長島和茂
  農学部 准教授 鈴木博実
研究期間 2004.4~2009.3
リンク  

上へ戻る

明治大学 MEIJIUNIVERSITY

© Meiji University,All rights reserved.