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政治経済学部

シーナカリンウィロート大学(タイ)短期留学生受入れ実施報告

2013年11月12日
明治大学 政治経済学部事務室

山中セミナーハウス合宿より シーナカリンウィロート大引率教員ワナシン先生による指導山中セミナーハウス合宿より シーナカリンウィロート大引率教員ワナシン先生による指導

特別講義より 加藤教務主任特別講義より 加藤教務主任

最終プレゼンテーションの様子最終プレゼンテーションの様子

修了式 大六野学部長より修了証を受領修了式 大六野学部長より修了証を受領

送別会 集合写真送別会 集合写真

今回で3度目を迎える、シーナカリンウィロート大学から政治経済学部への短期留学生の受け入れ(107 日~10 30 日)はこの度、全てのプログラム日程を無事終了しました。今年度は社会科学部、経済公共政策学部、人文学部の三学部から17名の学部生が参加しました。

 

プログラム内容


短期留学生は、本学教員による英語での専門講義(11コマ)を受講する他、社会施設見学として、国会議事堂や東京証券取引所、パナソニックセンター、JALなどを訪問して日本の政治経済、企業活動について学びました。また両国の政治、経済、文化に関するディスカッションを政治経済学部「サポーター学生」と山中セミナーハウスで行い、学修の研鑽を積みながらお互いの交流を深めました。

さらには、鎌倉や京都視察も行い、一ヶ月近くの滞在期間を余すことなく利用した、充実したプログラム構成となりました。

1030日最終日には、各学生がプログラム参加を通じた個別テーマを発表する最終プレゼンテーションが行われました。評価者は大六野学部長と武田国際交流委員長でした。プレゼンテーションの内容は本学ASEANセンター(バンコク)にもテレビ会議システムを通じて同時中継され、シーナカリンウィロート大教員も列席の中、行われました。プレゼン内容は日タイ経済関係や観光、日本のバリアフリーシステムについてなど多岐にわたりました。

30日午後にはプログラム修了式が挙行され、大六野学部長より一人ひとりの短期留学生へ修了証が手渡されました。修了式に続いて「お別れパーティ」が開催され、学内関係者、サポーター学生とともに、プログラムの成功を祝うとともに今後の両大学の協力協定のさらなる発展を祈念しました。


「サポーター学生」の活躍


本学部では、こうした海外からの短期留学生の、学内外の生活をバックアップするために、学部生からの公募による「サポーター学生」の制度を整えています。「サポーター学生」のメンバーは、本学部の英語実践力特別強化プログラム「ACE」や短期留学プログラムなどで培った、サポート役として相応な語学力を持つ学生です。

「サポーター学生」の活躍は本プログラムに置いても目覚しく、短期留学生の日々の生活のサポートに始まり、東京観光案内や近隣の諸施設への同道など活発に行われました。参加した多くの学生は、8月に実施した「シーナカリンウィロート大学夏期プログラム」(83日出発・91日帰国)に参加した学生でした。現地で受けた手厚い歓迎の「恩返し」もかねて、より一層サポートに力を入れたのです。


短期派遣プログラムと学部間協定留学プログラム

短期の相互派遣プログラムを通じてお互いの国を知り、交流先大学で学んだ学生達の中から、相当数の学生が長期(1年間)の交換留学プログラムに応募をします。シーナカリンウィロート大学からは30名を超える学生が応募をして現在選考中ですし、政治経済学部でも現在応募期間中です(~1113日)。なお、次年度からはタイ大学の最高峰であるチュラロンコン大学政治学部・経済学部ならびにタマサート大学政治学部との学部間協定留学プログラムも始まり、一層タイ大学との交流が充実します。