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政治経済学部

高峰ゼミがSports Policy for Japan2016にて優秀賞を受賞

2016年11月05日
明治大学 政治経済学部

高峰ゼミナール高峰ゼミナール

Sports Policy for Japan(笹川スポーツ財団主催)は、日本のスポーツの現状や将来について問題意識を持つ大学3年生が所属大学の枠を超え、スポーツに関する政策提言を持ち寄り意見を交換する場として2011年から始まりました。今回6回目の開催となるSports Policy for Japan2016は、本学政治経済学部も主催に加わり、2016年10月29・30日に駿河台キャンパスにおいて、過去最多の21大学54チーム、283名の大学3年生が集い開かれました。

54チームは9チーム6グループに分かれ29日に予選を行い、各グループ上位1位の計6チームが30日の決勝に進みました。そのうち1チームに最優秀賞、残りの5チームに優秀賞、決勝には進めなかったチームから6チームに特別賞が授与されました。

本学からは4チームが出場しましたが、政治経済学部の高峰ゼミナールが決勝に進み、優秀賞を受賞しました。

優秀賞
明治大学政治経済学部高峰ゼミナール
タイトル:「ボールで遊べる公園づくり」
メンバー:岡本みさと、菊池真緒子、後藤滉平、立川昌子、七山諒太郎

内容:最近、公園がさまざまな制約によって子どもの遊び場として活用されていないのではないかという問題意識から着想し,まずは小学生と保護者を対象とするアンケート調査、そして先行事例をもつ足立区役所と船橋市役所を対象とするインタビュー調査を行い、小学生の公園での遊びに関する現状を把握。また、子どもの遊びから発する音は騒音訴訟の対象にしないとするドイツの連邦法などを参考にして、以下のような提言にまとめた。

1.ボール遊びができる公園の分類
2.ボール遊びの日時の指定
3.当事者である子どもを含めた管理運営のための地域の連携
4.子どもが遊ぶ時の音への特権付与

上記の提言を実現していくことによって、一律に公園でのボール遊びを禁止するのではなく、子どもが安心してボール遊びのできる公園の整備を進めることが可能。さらに、地域の問題に子ども自らが主体的にかかわって解決するという体験を通じて、子ども自身がルールを作ってそれを守るという民主的な態度を身につけることも期待される。