明治大学 平成17年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム
広域連携支援プログラム-千代田区=首都圏ECM-
本プログラムは、文部科学省が公募する、平成17年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に採択されました。」
Proj. 1 地域経済連携支援講座−つくばエクスプレス沿線市区長リレー【第1回報告】
[報告書]
開催日時:平成18年9月25日 場所:明治大学秋葉原サテライトキャンパス
講師:廣瀬 道雄  
    (首都圏新都市鉄道株式会社 参与 )
テーマ:つくばエクスプレスについて
つくばエクスプレスは、昨年8月24日の開業以降、通勤・通学のほか家族連れの方などに広く利用されています。
第一回目は、首都圏新都市鉄道株式会社 廣瀬 道雄 参与より、鉄道事業の経緯や現状、使いやすい鉄道への取組みなどが紹介されました。開始1時間前には受講生が集まり始め、当講座のテーマとなる「つくばエクスプレス」について、積極的な意見をぶつけていたのが印象的でした。
つくばエクスプレス概要
路線内訳 秋葉原〜つくば間 58.3km
 ・東京都 13.2km 千代田区 台東区 荒川区 足立区
 ・埼玉県  7.4km 八潮市 三郷市
 ・千葉県 13.5km 流山市 柏市
 ・茨城県 24.2km 守谷市 つくばみらい市 つくば市
駅数 秋葉原〜つくば間 20駅
最高速度 130km/h
車両の種類 直流車(TX-1000系)、交直流車(TX-2000系)の2車種
所要時間の比較【秋葉原〜つくば】 つくばエクスプレス 45分
常盤腺経由 85分
高速バス利用 65分
つくばエクスプレスの意義
1) 東京圏北東地域の交通体系の充実
2) 沿線地域のおける住宅・宅地の供給
3) 首都園の地域構造改編
4) 沿線地域の活性化

好調の要因
TXは初年度の想定1日あたりの輸送人員13万5千人を上回り、15 万人となった。
予想を上回った要因は、開業前から沿線地域を 中心とした広範囲なイベントやPRを行い、また秋の新学期前に開業できたことが考えられる。

各駅の一日平均輸送人員ランキング
1位 秋葉原 約36000人、 2位 北千住 約19000人、 3位 流山おおたかの森 約15000人
(TXの駅は、それぞれの地域の特性等を考慮し、各駅ごとに個性を持たせている。)

つくばエクスプレス特徴
最先端の技術を投入!
1) ワンマン運転中
 TXは自動列車運転装置を採用している。
 乗務員はドア操作を行った後、運転台にあるスイッチを押すことで、列車は自動的に走行し停車できるシステムになっている。
2) なが〜いレール
 レールは溶接を行うことでロングレールにし、最長約18キロメ ートルという驚異的な長さを実現している。
 ロングレールのメリットは、騒音や揺れが緩和されることである。

地元を大切にする「駅ナカ」
1) 駅ビル事業
 秋葉原駅では、賑わいのある店舗が集合した駅ビル「TX秋葉原 駅開発ビル(仮称)」を平成20年春にオープンする予定である 。
2) 複合商業施設事業
 駅空間を利用したショッピングモールが、3駅で開業済みである。地域に開かれた駅として地元の店舗にも参画してもらっている。


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