明治大学 平成17年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム
広域連携支援プログラム-千代田区=首都圏ECM-
本プログラムは、文部科学省が公募する、平成17年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に採択されました。」
Proj. 1 地域経済連携支援講座−つくばエクスプレス沿線市区長リレー【第5回報告】
[報告書]
開催日時:平成18年11月13日 場所:明治大学秋葉原サテライトキャンパス
講師:市原 健一 つくば市長 テーマ:TX開業とつくば市の経済活性化について
つくばTXの開通後、つくば市の人口は20万人を突破し、沿線開発事業、つくばセンター地区再整備事業、筑波山観光事業、企業誘致などにも積極的に取組んでいます。秋葉原につくば市の東京事務所を置き、ここから市の観光、物産、イベント情報を全国へ情報発信しているつくば市のさまざまな取組みを市原市長より紹介頂きました。 市原市長
全国につくば市の魅力を発信
1.つくば市の概況
2.つくばエクスプレス開業効果
3.つくば市の沿線整備
4.経済活性化の取組み
5.企業誘致
6.定住促進
7.観光誘客
8.まちづくりと「つくばスタイル」
つくば市の概要

■人口 203,280人(H18.10)
■世帯数 80,488戸(H18.10)
■産業別商業人口 第一次産業5,388人 第二次産業20,170人 第三次産業64,972人 (H12.10)
■ つくば市の変遷
・昭和60年 国際科学技術博覧会(筑波万博)開催
 つくば万博の跡地に9箇所の工業団地を造り、立地 企業数は130を超える。また300近くの研究機関が集結した。
・昭和62年11月 つくば市誕生
 4つの町村と合併し、つくば市が誕生した。今のつ くば市の母体は、この時期にできあがった。 鉄道が通らなかったこともあり、独特な文化を 持つ研究学園都 市が完成した。
・平成14年11月 茎崎町とつくば市合併
・平成17年 8月 つくばエクスプレス開業
 TXが開業し、この沿線に4つの駅が開業した。
  現在ではTXの開通によりJRも危機感を持ち、常磐線に新型車両を投入するなど激しい競争が 起きている。 TX開業で、つくば市に来る観 光客は増加した。観光施設・案内所を整備したり、TXつくば駅から筑波山口までの直通バスを通すなどしたことが、功を奏した。


企業誘致を積極的に行う
つくば市に事業所を新設・移転した場合に、固定資産税が三年間免除される。さらに、県税である法人事業税と不動産取得税が免除される。
TX開通や首都圏中央連絡自動車道の整備が順調に進んでいて、都内からも近くなった。また、産学官の連携によるネットワークは企業を力強くサポートする。

科学のまちを見にいこう
科学のまちであるつくば市では、サイエンスツアーバスが運行 している。土日祝日に運行し、500円でつくばリサーチギャラリー、筑波宇宙センター、地図と測量の科学館、エキスポセンターなどのつくば市の研究機関を巡ることができる。
「パンの街つくば」プロジェクト
つくば市では窯を持つパン屋が多い。つくば市商工会の食による地域振興策として、「パンの街つくば」プロジェクトが進んでいる。12のパン屋の協力により国産小麦を使ったパン素材を活用することを検討し、地産池消を目指すプロジェクトである。


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