明治大学 平成17年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム
広域連携支援プログラム-千代田区=首都圏ECM-
本プログラムは、文部科学省が公募する、平成17年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に採択されました。」
Proj.6 なごみま鮮果リピーター獲得の研究(若林ゼミ)

産官学連携による、三浦市のアンテナショップ〈なごみま鮮果〉を企画・運営する若林ゼミでは、くりかえしお店に足を運んでもらうための販売促進プロモーションの研究にとりかかりました。そしてできあがったのが〈折りたたみ式・エコクーラーバッグ〉と、QRコードつき〈うちわ〉です。若林ゼミ17期の活動のメインテーマは「エコロジー」。エコロジーとなごみま鮮果の活動を関連させて、これらの商品の製作が考えられました。

〈折りたたみ式・エコクーラーバッグ〉は、内部にアルミを貼ることで保冷効果を高め、たとえば、なごみま鮮果で冷凍マグロを購入した場合、持ち帰るまでに解凍してしまうことが防げます。また、折りたたみ式になっているクーラーバッグがなかなかないものだったことから、商品化を考えついたとのことでした。もちろん、なごみま鮮果以外で冷凍食品を買う場合も活用してもらえるエコバッグなのです。
〈うちわ〉も、エコを意識した商品として製作しました。電力を消費せずに涼を感じられるうちわを見直そうということからです。QRコードをつけるとともに、〈マグオくん〉のメッセージ「SAVE THE EARTH」がデザインされています。

この商品は、オープンキャンパス・神田縁起市・なごみま鮮果・神田地区住民の方々、三浦市などで配布され、実際にリピーターが増えたという結果がでました。たとえば、オープンキャンパスで商品をお渡しした方が、神田縁起市のあとなごみま鮮果にご来店くださった、ということがありました。

なごみま鮮果で、三浦市のプロモーション・神田地域の活性化と同時にエコも発信する試みが、よいスタートを切りました。

折りたたんだ状態 広げるとエコクーラーバッグ
うちわにはマグオくんのメッセージ 裏にはQRコード

■オープンキャンパス

8月26日・27日はオープンキャンパスの若林ゼミブースで、なごみま鮮果のグッズ、クーラーエコバッグ・うちわが配布されました。

簡単なクイズを出題して、正解すればもらえる仕組みというもの。現役明大生に質問できるとともに、グッズがもらえるということで、ブースは大盛況。

また、昨年製作したなごみま鮮果のプロモーションビデオを放映し、さらに、マグオくんもプロモーションとして登場し、たくさんの受験生がカメラを向けており、アピール効果も抜群でした。

たくさんの受験生が質問に

■若林先生インタビュー
神田エコプロジェクトと銘打って、今回のプロモーションを考えました。バッグについては、エコバッグが折りたたみでき、保冷効果があるのがポイントです。ねらいは、このバッグを持参することによるリピーターの獲得です。そういったマーケティングの面において、なごみま鮮果がやっと実験的店舗になってきた、といえるでしょう。

■神田縁起市

8月30日に、旧今川中学校で「神田縁起市」が開催され、ここでもクーラーエコバッグ・うちわが配布されました。旧今川中学校はなごみま鮮果の隣に位置していることがあり、ここで配布すればたくさんのお客様が獲得できるでしょう。
いま、なごみま鮮果ではカフェスペースの売り上げを伸ばそうと試みているところだそうです。

まず、グッズの配布でなごみま鮮果を知っていただき、カフェスペースをご利用いただこうということです。

実際、カフェスペースをご利用いただくと、商品の売り上げにもつながるとのこと。そのさいには、ぜひエコクーラーバッグをご使用下さい、となごみま鮮果のアピールを行なっていました。

お持ち帰りグッズとして大好評!
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