明治大学 平成17年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム広域連携支援プログラム-千代田区=首都圏ECM-本プログラムは、文部科学省が公募する、平成17年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に採択されました。」
Proj.6 ふれあい神田市場 10月・11月のイベント(水野ゼミ)

神田ふれあい商店街、嬬恋村、明治大学の産官学連携による空き店舗事業
【ふれあい神田市場】では、水野ゼミの学生が毎月イベントを行なっています。

割引セールでは新規顧客とリピーターの獲得、出張店舗では知名度アップでの来店者増加と、それに伴なって商店街へ集客することで地域活性化への貢献、試食販売では冬の商品の認知度アップと購買促進、というそれぞれのイベントでのねらいがありました。
それらのねらいは、学生にとって商学部の諸科目で習得した理論の実践を展開する場なのです。これらは、データとして集計され、このさき論文や報告会での発表があります。

論文や報告会のこともありますが、まずはイベントの成功のため、学生たちは10月、11月に3つのイベントを入念に準備し、開催しました。

ふれあい神田市場 外観
■10月31日 ハロウィンキャンペーン

10月31日は「ハロウィンキャンペーン」と銘打って、カボチャを仕入れ、また店内全品1割引としたイベントを行ないました。

ハロウィンのための値札をつけ、また店内にハロウィンのミニチュアなどをおき、ふだんお買い上げくださっているお客様に還元セールを行なう、というのが今回のイベントのねらいです。

また、ジャガバター、さつまいもバターも店頭販売され、とくにさつまいもバターは珍しさもあって、人気がありました。

学生は、「値段にひかれてお買い上げくださった方が、リピーターとなってくだされば、今回のイベントは成功ですね」と話していました。

ミニチュアを置き、専用の値札をつけました
■11月7日 千代田区役所・リサイクル祭に出店

11月7日は、千代田区役所で行なわれた「第10回 くらしの広場・リサイクル祭」に協賛して出店しました。
このイベントの「くらしの広場」にて、有機野菜・無農薬野菜の紹介コーナーで出張販売されたのです。

ここでは、シーズン最後のキャベツが販売され、これが大変な人気となり、次々とお買い上げいただきました。また、ダイコンや、ジャガイモも仕入れられ、こちらも大好評。ふだんの店舗の5,6倍の売り上げとなったそうです。

また、こうした出張販売は、嬬恋村をアピールするチャンスです。万座温泉や、スキー場のパルコール嬬恋など観光・レジャーのパンフレットが置かれ、お客様に「嬬恋で冬の行楽を」と宣伝していました。

たくさんの人出がありました
■11月12日 ジャガバター試食販売

11月12日は、ジャガイモの試食販売が行なわれました。
この日のために仕入れた5つの品種のジャガイモをふかして、ジャガバターにして試食していただき、おいしさを舌で味わって買っていただこう、というイベントでした。

仕入れた品種は、「アンデス」「出島」「ワセシロ」「キタアカリ」「男爵」の5種類。 一袋100円で販売されました。これは、市価よりも安い価格。 お客様には、「安いうえ、味を知って買うことができ、うれしい」、また「煮崩れる品種とそうでない品種が分かって買えて便利」とたいへん好評でした。

このイベントで完売したアンデスという品種は、また入荷するとのこと。ふれあい神田市場で、ちょっと珍しい種類の、たいへんおいしいジャガイモはいかがでしょうか?

レジ前に試食品をご用意

■ふれあい神田市場・宮崎店長 インタビュー
Q:嬬恋村の冬は、畑が休耕になるのでしょうか?
A:にんにくは冬の畑で育ちますので、いま嬬恋村ではにんにくを研究し、青森に負けない産地にしようと試みています。機会があれば、ぜひ嬬恋のにんにくをお召し上がりください。
Q:冬は名産のキャベツの出荷がないと思いますが、商品展開はどうなさいますか?
A: リサイクル祭とジャガバター試食販売で実験的に販売したジャガイモを冬の商品の主力にしようと考えています。また、加工品のキムチや納豆もありますので、ふれあい神田市場にてぜひお買い求めください。

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