明治大学 平成17年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム
広域連携支援プログラム-千代田区=首都圏ECM-
本プログラムは、文部科学省が公募する、平成17年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に採択されました。」
Proj. 7 「学生による金銭教育の実践」千代田区立昌平小学校の総合学習にてスタート !!
 当プロジェクトは、群馬県嬬恋村と富岡市の新鮮野菜を小中学校の金銭教育に活用するものです。小中学生が模擬会社組織を作り、学生が野菜の納入・広告・販売・収支帳簿付けの指導を行います。これらを通して、社会貢献を行う仕組作り、地域産業を都会の教育に生かすシステム作りを目標としています。
 平成17年度は、千代田区立昌平小学校の総合学習にてこのプロジェクトを実施します。
第1回:9月29日 野菜の販売について 第2回:10月14日 嬬恋村について
第3回:11月11日 模擬会社化と仕入計画 第4回:11月18日 野菜販売の実践
第5回:11月25日 野菜の調理と試食  
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参加学生の感想
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 5月頃から企画してきた小学校とのコラボレーション企画がついに開始された。
 私たちが共同経営している八百屋は嬬恋のアンテナショップである。また、千代田区の小学校でも、春と秋に姉妹都市という関係で、嬬恋村で農作物の種付け・収穫などを行う移動教室が行われている。

 私は今回訪問している昌平小学校の出身で、その移動教室が単発の形式ばかりであることに疑問を感じていて、せっかく神田で八百屋をしているのだから、今秋に嬬恋村へ行く5年生の子供たちに、もっと嬬恋や野菜のことを知ってほしい!嬬恋の野菜がどういうもので、それはどういった流通で売られているのかを知ってほしい!自分たちで教えにいこう!とゼミ員と企画を立ち上げ、今回を含め計5回にわたって授業をすることになった。

 さて、第一回目は野菜についての勉強をした。といっても相手は小学生なので実際に野菜の絵を描いて、大きな日本地図が描かれた模造紙を貼ったり、保存方法当てクイズなど簡単でかつ体や頭を動かす内容にした。

 第一回目だということもあり、さぐりさぐりであったが、小学生も楽しんでくれたようだ。小学生は正直で、つまらないものには目を向けずしゃべりだしてしまうし、面白いものにはキラキラ目を輝かせてくれる。私たちも楽しんで接しなければ、それも読まれてしまう。単純で心に残りやすい内容にしていかなければいけないな、と思った。

 今月14日は嬬恋村についての授業を行う。その日が授業参観にもなっているので、私たちが緊張してしまいそうだけれど、精一杯頑張りたい。

商学部3年 稲井 里香
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