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11年第1回講演会

 2011年11月28日,商学部では,六浦吾朗特別招聘教授による「Iランチタイム・テルトゥーリャ ~ラテンアメリカの魅力と国際機関で働くための心得~」と題した講演会を開催しました。この講演会は,2009年度,2010年度に続き,第3回となる開催です。商学部でスペイン語を履修している学生を中心に多くの方々が集まりました。
 ビデオクリップ等を使用しながら,ラテンアメリカの魅力を,そして将来国際機関で働くための心得について現場の声とアドバイスを熱く語っていただきました。ここでは参加した学生からのコメントを紹介いたします。

明治大学 商学部 講演会 六浦吾朗特別招聘教授 (本学部卒業・米州開発銀行勤務)

「Iランチタイム・テルトゥーリャ」 ~ラテンアメリカの魅力と国際機関で働くための心得~   《講演会を終えて》

参加学生の感想

(商学科1年 鈴木良祐)

 一口にラテンアメリカと言っても、様々な人たちがいて、日本で想像するラテンアメリカのイメ-ジが通用しない国もあることが判った。ラテンアメリカ諸国は急成長している地域であること、そして日本に大きな影響を及ぼす可能性があることも。ブラジルには、2014年にFIFAワ-ルドカップ、2016年夏期オリンピックがひかえているし、ボリビアには沢山のレアアースが眠っていて、メキシコやペルーには遺跡などの観光資源が存在する。この将来有望なラテンアメリカ地域は、日本の貿易パートナーとなる可能性大であり、スペイン語を学ぶことは有益であると思った。これからのスペイン語学習のモチベーションにしていきたい。

(商学科1年 西井里奈)

日頃はラテンアメリカの文化が身近になかったせいで、ラテンアメリカのことがよく判っていなかった。ブラジルには日系人が140万人もいるとか。その教育熱心な気質から、日系人社会は医療などの分野でラテンアメリカを引っぱって行く存在であり、順調な経済成長を遂げて、日本との深い関係を保っていることが判った。

 同時に豊かな資源を持つ一方で格差社会でもあり、華やかな街並みの裏側に、貧しい家々が建ち並ぶと聞いて、どうしてその人たちの生活水準が上がらないのか気になった。それから広大なスケールのイグアスの滝を是非とも見てみたいと思った。

(商学科2年 碁石成章)

 お話を聞いてラテンアメリカの知られざる実態がよく判った。ラテンアメリカの特徴としては、多文化社会、経済成長、豊かな資源が挙げられるが、その一方で貧困格差社会の事実もある。この貧困格差に対して私たちが出来ることをなすべきだと六浦先生は強調なさっていた。また日系人社会が存在することもラテンアメリカの特徴である。このように豊かな資源とともに種々の価値観が存在するラテンアメリカと日本との関わりは、今後、ますます強くなっていくだろう。六浦先生のように直接技術支援が出来る人だけではなく、私たちのように今は何もできない側の人間も、これからの未来を見据えて取り組まねばならないと強く感じた。

(商学科2年 大塚さやか)

 新興国というと、私たちがアジアに属しているためか、どうしても中国に目が行ってしまいがちです。そのため中国語を学ぶ人も多いですが、スペイン語はどこか一国ではなくラテンアメリカの至るところで話されていますし、経済成長の度合い、資源の豊かさ、人口の面からみても、スペイン語を学ぶことは私たち商学部の学生にとって非常に有意義なことであると実感できました。

 新興国として勢いのあるラテンアメリカですが、貧困の問題と社会格差は深刻ですし、経済成長と環境問題の間には壁が立ちはだかっていると思います。3年次は是非「ラテンアメリカ地域市場論」の授業を受け、そういった問題を考えてみたいと思います。

(商学科2年 吉仲浩樹)

 僕は大学入学時に第二外国語を選択する際、一番広く、国の数も多かったのでスペイン語を選びました。しかし、今日のお話を聞いて、複数の公用語を持つ国の多さに気づかされ、驚きました。特に新興経済発展諸国(BRICs)の一つであるブラジルは、多文化社会で観光資源も豊かでありながら、先住民と移民の間で貧困格差があること、そしてブラジル在住の日系人がラテンアメリカ社会を引っぱっていることを知りました。

 今日のお話は現在のラテンアメリカの社会と文化を知る上で、とても勉強になりました。いつかブラジルを含めて、スペイン語圏の国々に実際に足を運び、覚えたてのスペイン語で話してみたいと思いました。

(商学科2年 佐藤英美)

 六浦先生とのIランチタイム・テルトゥーリャに参加して感じたことを3つ書きます。
 まず始めに、クイズ形式で南米の国のそれぞれの特色を知ることができて楽しかったです。例えば、日本にあまり馴染みのないウルグアイを「南米のスイス」と紹介して下さったことから、是非一度訪れてみたい、スイスとウルグアイを政治や文化といった点から比較したら面白いだろうと思いました。
 二つめに、今日の世界では国際的に働くには様々な形があるが、その一つは「国連で働く」ことだと知ることができ、とても参考になりました。そして六浦先生が職場で具体的にどのようなことをされているのか、私たち学生に判りやすく伝えてくれました。
 しかし、何よりも参加して良かったと思うのは、六浦先生ご本人が講演をして下さったことです。映像や資料で学びとるものも多くありますが、講演者の雰囲気を知り、すぐに質問をすることができるのはテルトゥーリャだからこそでしょう。これからも、こうした講演者と直接触れ合う機会が明治大学でどんどん増えていけば良いなと期待しています。

参加教員の感想

(商学部特任教授(スペイン語) 高橋早代)

今年は震災に見舞われたため、多くの行事が例年とは異なった形となりましたが、ご多忙の中で駆けつけて下さった六浦先生をはじめ、皆様のご協力で第3回ランチタイム・テルトゥーリャを無事に終えることができました。熱心に耳を傾け、感想文を寄せて下さった36名の方々、どうもありがとうございました。

 和泉の学生の皆さん! もしもあなたが、「あっ、世界にはこんなところがあるんだ!」と目を開かされ、そして、そこに梯子を掛けたいと願うなら、商学部は全力を挙げてサポートいたします。

講演されている六浦さん 講演されている六浦さん会場の様子1 会場の様子1会場の様子2 会場の様子2

米州開発銀行とは?

Inter-American Development Bank
 米州機構(OAS)を基礎として中南米諸国の経済・社会開発を促進するために1960年に発足した国際金融機関。本部はワシントン。日本は1976年に加盟。
主な目的
  1. 中南米諸国に開発資金を融資する。
  2. 開発計画が均衡のとれた経済発展と,順調な貿易の進展をもたらすよう指導する。
  3. 開発計画に関連して技術援助を行う。

テルトゥーリャとは?

tertulia
スペイン語本来の意味は「座談,…談義」で、かつては哲学者オルテガ・イ・ガセットと弟子たちのテルトゥーリャが有名でした。今日ではーOye, ?que tertulia es esta?(賑やかなグループに向かって)「やあ,なんの話し合いだい?」というふうに使われます。

六浦吾朗氏プロフィール

 1983年明治大学商学部卒業後,政府系機関である石油公団(現独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構)にて主に石油炭鉱開発に係わるプロジェクト・ファイナンス業務に従事。その後,ピッツバーグ大学にて経営修士号(MBA)を取得し,外資系金融機関勤務を経た後,1996年より米州開発銀行に勤務。現在は日本政府より拠出された技術供与を目的とした日本信託基金ならびに協調融資担当としてラテンアメリカ・カリブ地域の社会・経済発展のために幅広く活躍中。また,同地域における日本とのリンケージ構築に積極的に取り組んでいる。本学部特別招聘教授。

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