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レポート:サッカーW杯開催直前!「一足先にドイツに詳しくなるセミナー」

 2006年6月9日よりドイツで、サッカーのワールドカップが開催されます。商学部ドイツ語科は、この機会に商学部の学生のみなさんにドイツに興味をもっていただきたいと考え、5月17日、ドイツ観光局から講師をお招きして、「ドイツ事情」と「サッカーW杯」に関するセミナーを開催しました。和泉校舎メディア棟M306教室が満席になるほど大勢の人が参加し、講師の西山晃氏の熱心なお話しに聞き入りました。またドイツに関するクイズによって度々会場が沸きました。

当日の案内

 ドイツは1930年に始まったサッカーW杯の常連ですが、これまで3度優勝しています。1954年の第5回スイス大会での西ドイツの初優勝は、敗戦と戦後の困窮を体験し、国際社会において自信を喪失していたドイツの人々に再び大きな自信を与えました。(ドイツ映画『ベルンの奇蹟』は、このときの優勝を背景に、ソ連から帰還した父とサッカー好きの息子の関係を描いた物語です。)1974年の第10回西ドイツ大会では、皇帝ベッケンバウアーがチームを引っ張り、ホームで王者となりました。ちなみにこの大会の1次リーグでは、東西ドイツが対決し東ドイツが勝ちましたが、これがW杯史上最初で最後の東西ドイツの試合です。1990年の第4回イタリア大会では、東西ドイツの統一チームが3度目の優勝を果たしました。それは、10月3日に実現したドイツの再統一の直前のことでした。さて、2006年、再統一後自国で初めてW杯を開催するドイツの代表チームは果たして優勝カップを手にすることができるでしょうか? ちなみに、バラック選手は東ドイツ出身の初めてのキャプテンだそうです。

セミナーの風景

 今回ドイツが開催するW杯では、すでにあるブンデスリーガのサッカースタジアムを有効利用するケースがほとんどであることが紹介されましたが、さすが経済性を重んじるドイツですね。(ドイツの州都でもない一都市フランクフルトがEU経済の中心地であるというお話もありました。)決勝戦が行われるベルリンの「オリンピアシュタディオン」は、1936年にヒトラーが開催したベルリンオリンピックのために建設された歴史的スタジアムでした。2004年に改修工事が終了し、最新の技術を備えたスタジアムに生まれ変わったそうです。他方、開幕戦の行われるミュンヒェンの「アリアンツ・アレーナ」は、昨年完成された新しい未来型のスタジアムですが、スタジアムを包む半透明の覆いが赤・青・白といった色に輝く造りになっています。夜の闇に浮かび上がった幻想的なスタジアムに、会場から感嘆の声が上がりました。

 以上のように、参加者はサッカーを通して、知られざるドイツの歴史や文化に触れることができました。W杯がますます楽しみになりましたね。今回のセミナーが好評でしたので、将来また「ドイツ事情」を紹介するセミナーの開催を予定しています。

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