テーマ | 単位 | 配当年次 | 開講期 曜日・時限 | 担当者氏名 |
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明大商学部の広報戦略−企画・実践− | 2単位 | 1〜4年次 |
前期 月曜・6限 |
小川 智由 |
1.授業の概要・目的 「学部アイデンティティの構築、ならびに学生視点からの明大商学部受験生向け広報コミュニケーション戦略の立案と実践」を、授業の内容とする。 具体的には次のような活動を行う予定である。 (1)明大商学部の現状に関わる各種の基礎的な調査分析を、学生の視点から実施する。 (2)明大商学部のアイデンティティを確認し、将来に向けてそれを補強するために必要な条件を検討するとともに、受験生をターゲットにした外部コミュ ニケーション戦略を構築する。 (3)現在大学・学部で発行している受験生への広報ツールである『商学部ガイド』に対する、サブパンフレットとしての小冊子や、各種広告物などを、受 験生・高校生向けに編集・制作する。 (4)夏期休暇中のオープンキャンパスにおいて、そのサブパンフを活用した商学部紹介を実践する。 (5)受験生への広報活動の実施後に、その活動による具体的な成果をまとめる。 |
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2.授業内容 教室での講義ならびに勉強会を行うとともに、高校生や受験生などを対象にした商学部の広報物を製作するためのミーティングや企画立案、取材、 記事執筆や編集などの作業、およびオープンキャンパスにおける広報活動の実践などを組み合わせて実施する。その他、ミーティングに向けた資料や 企画案など課題作成のための、個人やグループでの授業準備の時間が必要になる。 第1回目 授業オリエンテーション 第2回目 授業目的と活動計画の検討 第3〜4回目 明大商学部の分析と理解 第5〜6回目 商学部アイデンティティの確認とサブパンフ編集方針の決定 第7〜9回目 学部サブパンフレット制作のための取材・編集 第10回目 サブパンフの印刷・発行準備作業 第11回目 受験生向けの、学部広報コミュニケーション戦略の策定 第12回目 オープンキャンパスにおける、広報活動計画立案 第13〜14回目 7月〜8月の大学オープンキャンパス当日における、学部広報活動の実施 第15回目 活動の総括と、成果測定方法の検討 以上のようなスケジュールにしたがって本授業を展開するが、毎週の授業時間に加えて、一部夏期休暇中の、オープンキャンパス時における活動など が授業に含まれることとなる。 |
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3.履修の注意点 本科目は、チーム活動によるプロジェクト実践の授業である。したがって受講生には、チームワークや協調性、ならびに独創性や実行力、リーダーシッ プなどが求められる。 |
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4.教科書 坂本是馬『企業コミュニケーションNOTE』(同友館) できれば学部にて人数分のテキストを用意するとともに、著者による広報戦略の勉強会も開催の予定。 |
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5.参考書 テキストの他に、広報、CI、編集・出版、高等教育、大学運営などに関する文献や資料を、必要に応じて活用する。 |
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6.成績評価の方法 プロジェクトへの参画状況、ならびに主体的なかかわりあいの程度に応じて成績を評価する。 |
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7.その他 商学部の各学年ならびに全コースから、大学や商学部への愛校心にあふれる学生が集まり、チームで一丸となってこのプロジェクトを推進していける ようになることが望まれる。 |
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