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明治大学商学部では、さらなる飛躍を果たすために、新生商学部の教育改革を進めています。その一環として、火曜日の午後に「商学部アワー」を設け、学生のキャリア・アップための講座やシンポジウム・研究発表会などを開催しています。
2009年度、駿河台校舎は以下の通り開催します。
【商学部アワー】のねらいと目標
・日常、身近に接する機会の少ない各界で活躍する方々ならびに先輩の経験や考えを直接聞くことにより、視野を広げより一層の社会性や国際感覚を養う。
・ビジネスや社会の仕組みを知るとともに、将来自分が社会人としてどう生きていくかを見通す。
・教養や知識を深め、専門分野への応用や展開をはかる。
・今後の学生生活における学習計画や就職活動への新たな見通しを得る。
※講師の方にご講演をお願いした後、最後にモデレータの進行による質疑応答や解説の時間を設けます。
【実施日】
5月19日、 6月2日、 6月16日、 6月30日
(隔週 火曜日、 前期 全4回の実施)
【時間】
14:40〜16:10 (4時限目)
【場所】
駿河台校舎 1156教室 (リバティタワー 15階)
【内容】
講 演 と ディスカッション
開催一覧
■ 第1回 5月19日(火) 「銀行業界、企業戦略、求める人材」
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講師:みずほ銀行 上大岡支店支店長(前人事部次長) 柿原 裕司氏
モデレータ:商学部 准教授 原 頼利
本学商学部の卒業生で圧倒的に多い就職先が金融業界です。就職を控えた3年生は、業界を調べてはいるでしょうが、銀行は実際のところどんな仕事をしているのか、おそらく曖昧にしか想像できないことでしょう。本講義では、みずほ銀行の現役支店長より、支店の1日を業務に触れながら、銀行の仕事の実際について紹介していただきます。さらに、人事部で勤務された経験に基づき、現代の企業戦略遂行上求められる人材の要件についても、ご紹介いただく予定です。金融業界を志す学生は必聴です。
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■ 第2回 6月2日(火) 「デパートとわたし」
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講 師: 明治大学 国際日本学部 教授 高山 宏氏
モデレータ: 商学部 准教授 菊池一夫
19世紀半ばに発明された当時のグラン・マガザン(百貨店)はどれも正面ホールの大階段が「売り」でしたが,それはなぜだったのか。それから半世紀後、女権解放の街頭デモの女性たちが拾った石を投げつけたのが有名デパートのショー・ウィンドウだったのはどうしてか。それは少しも大袈裟ではなく百貨店がこの四百年の西欧近代の知性や文化の象徴であったからと考えることで、俗にいう高山学(一種の総合人文学)は出発したのです。
バブル崩壊前後、悩める百貨店業界を励ますために始めた高山学の「パラダイムとしてのデパート」論の切れ味を少しでも楽しんでもらいたいと思います。「知ある商人」が一人でも多く誕生されるように念じてのお話です。
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■ 第3回 6月16日(火) 「世界と日本 ―― 外国に出れば日本が判る?」
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講 師: オリックス株式会社 専務執行役 佐藤 健氏
モデレータ: 商学部 教授 中林真理子
どのような機会であれ、少しでも外国に出れば、そこから日本との差がわかり、それが結果的に日本をもっと知ることになるというのが、講師である佐藤さんの意見です。オリックスにて国際本部長など国際関係の仕事を長く経験された立場から、これまでの駐在経験(5ヶ国通算22年半)や出張で訪れた各国の状況、そして人種、宗教などが、文化、ビジネスに与える影響、ならびにグローバルな状況で仕事をする上での注意点などについて、深く幅広く話していただく予定です。
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■ 第4回 6月30日(火) 「演劇から文化が見える ―― イギリス研修生活から」
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講 師: 新国立劇場 制作部演劇 高瀬 磨理子氏
モデレータ: 商学部 教授 福田 逸
講師の高瀬さんは、京王新線初台駅に隣接して1997年に開場した新国立劇場で、演劇制作に携わっています。「できる限り良質の演劇作品を作り、より良い環境で観客に提供すること」だけでは、演劇制作の仕事は完結しないのではという疑問から、2006年に文化庁派遣研修生としてイギリスに留学されました。観客と演者が同じ空間で時間を共有することで成り立つ舞台芸術の価値を高めるための方策、演劇人が劇場外で行える活動、劇場スタッフの養成や新しい才能の発掘法などに加えて、英国で行われている多彩な演劇活動、ならびにご自身の留学経験から感じ取った「グローバル」の概念や感覚についてなど、大変興味深い話をしていただく予定です。
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