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商学部

ブラジル FAAP大学との第8回ビデオカンファレンス

2013年06月04日
明治大学

スクリーン越しにブラジルの学生たちと質疑応答スクリーン越しにブラジルの学生たちと質疑応答

プレゼンテーションに聞き入る学生たちプレゼンテーションに聞き入る学生たち

プレゼンテーションをする学生たちプレゼンテーションをする学生たち

 商学部特別テーマ実践科目C「Cross-Cultural Experience and Communication of Latin America and the Caribbean (LAC)(担当:中林真理子 教授)の受講生19名が、2013年5月29日(水)に駿河台校舎内のNew Education Lab(以下NELと表記)で、明治大学の海外協定校であるブラジル サンパウロ市のFAAP大学(Fundacao Armando Alvares Penteado  http://www.faap.br/english/ )の学生と英語によるビデオカンファレンスを実施しました。
 同科目では、2009年からFAAP大学とのビデオカンファレンスを実施し、2011年度からは学生の相互訪問も行っています。今回のビデオカンファレンスは、本年度から導入された新たなテレビ会議システムを活用して、東京-ワシントンDC-サンパウロの三元中継で実施しました。米国ワシントンDCからは、普段授業で学生たちへのアドバイスを行っている商学研究所特任研究員で米州開発銀行勤務の六浦吾朗氏が参加し、日伯双方の学生へのコメントを行いました。また、NELには、現在の受講生の他、この科目のOBOGや、関連分野の先生方と1,2年生も多数見学に駆けつけ、賑やかな熱気に満ちたビデオカンファレンスとなりました。
 「日伯の将来のパートナーシップを強化するための提案」をテーマに掲げ、経済と文化二つの側面から、明治から3チーム(オリンピックの経済効果、日本の「祭り」文化の紹介、サッカーを通じた交流の新展開の可能性)、FAAPから2チーム(ブラジルの経済発展、祭りとサッカーを中心としたブラジル文化の紹介)によるプレゼンテーションと質疑応答を行いました。日本のからに女子サッカーに関する質問をしたり、ブラジルから、中国との経済関係を今後どのように考えるべきかという問いかけがあったり、お互いに新鮮な発見がありました。
 受講生たちは、今年度から運用が開始されたアクティブ・ラーニング用に整備された教室であるNELで議論とリハーサルを繰り返して準備をしてきました。そして、当日はFAAP側の機材トラブルがあったものの、全く動じることなく、初めてのビデオカンファレンスを楽しんでいました。普段の授業運営からカンファレンスに至るまで、全面的にご支援いただいているユビキタス教育推進事務室の皆様はじめ、ご協力いただいた全ての皆様に厚く御礼申し上げます。