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商学部

アルゼンチン ラプラタ国立大学との第3回ビデオカンファレンス

2013年07月02日
明治大学

①4会場の様子が一つの画面に①4会場の様子が一つの画面に

②和泉会場は図書館ホール②和泉会場は図書館ホール

③プレゼンテーションに聞き入る明大生(和泉会場)③プレゼンテーションに聞き入る明大生(和泉会場)

④プレゼンテーションに聞き入るUNLP生(ラプラタ会場)④プレゼンテーションに聞き入るUNLP生(ラプラタ会場)

⑤プレゼンテーションをする学生(駿河台会場)⑤プレゼンテーションをする学生(駿河台会場)

⑥駿河台からのUNLP版ゆるキャラ「Lama Plata」の提案に、笑いに包まれる他3会場⑥駿河台からのUNLP版ゆるキャラ「Lama Plata」の提案に、笑いに包まれる他3会場

⑦画面越しにUNLP生と一緒に「島唄」を熱唱する明大生(駿河台会場)⑦画面越しにUNLP生と一緒に「島唄」を熱唱する明大生(駿河台会場)

⑧カンファレンス終了後に記念撮影(駿河台会場)⑧カンファレンス終了後に記念撮影(駿河台会場)

アルゼンチン ラプラタ国立大学との第3回ビデオカンファレンス
~駿河台・和泉・ワシントンDC・ラプラタの3カ国4元中継が実現!!~

 商学部特別テーマ実践科目C「Cross-Cultural Experience and Communication of Latin America and the Caribbean (LAC)(担当:中林真理子 教授)の受講生19名が、2013年6月26日(水)に駿河台校舎内のNew Education Lab(以下NELと表記)で、明治大学の海外協定校であるアルゼンチンのラプラタ国立大学(Universidad Nacional de La Plata(以下UNLPと表記: http://www.unlp.edu.ar/ )の学生との英語によるビデオカンファレンスを実施しました。
 明治大学ラテンアメリカ異文化交流プログラムの中核となる同科目では、ラテンアメリカ地域の明治大学の海外協定校と、2009年からビデオカンファレンス、2011年からは学生の相互訪問を含めた交流を展開しています。今回のビデオカンファレンスでは、本年度から導入された新たなテレビ会議システムを活用して、駿河台校舎、和泉校舎、ワシントンDC、UNLPの4会場を結んで実施しました。(写真①)学生のプレゼンテーション会場となる駿河台校舎のNew Education Lab(NEL)とUNLPの教室に加え、米国ワシントンDCからは、普段授業で学生たちへのアドバイスを行っている商学研究所特任研究員で米州開発銀行勤務の六浦吾朗氏が参加し、日亜双方の学生へのコメントを行いました。また、1,2年生を中心としたより多くの明大生に、気軽に国際交流体験をしてもらえるよう、和泉校舎の図書館ホールに見学会場を設置しました。当日はあいにくの雨にも関わらず、スペイン語履修生を中心に20名以上の学生が集まり、熱心にカンファレンスに聞き入っていました。(写真②、③)
 日本とアルゼンチンの相互理解を深め、この夏以降に予定している相互訪問をより有意義なものにすることを目的に、経済と文化の二つの側面から、明治から3チーム(日本の大規模災害対応技術、移民政策を中心とした日亜の労働問題、「ゆるキャラ」による地域活性化)、UNLPから2チーム(ラプラタ大洪水の影響、ラプラタの年末行事の紹介)がプレゼンテーションをし、その後質疑応答をしました。今年4月に豪雨による大洪水を経験したラプラタの学生が自然災害への準備と復興のあり方についてプレゼンをし、それに応えるように、明大生は東日本大震災を経験した日本の大学生として、地震対策を中心とした日本の災害対応技術を紹介しました。また、ゆるキャラを紹介したチームは、プレゼンの最後に明治大学の公式キャラクター「めいじろう」を例に、UNLP版ゆるキャラ「Lama Plata」を提案し、会場は笑いに包まれました。(写真④、⑤、⑥)
 12時間の時差を考慮し、夜8時(アルゼンチンでは朝8時)から始まったカンファレンスは、最後は、UNLPの学生からのサプライズ提案として「島唄」を日亜の参加者全員で合唱し、10時前に盛況のうちに終了しました。(写真⑦、⑧)普段の授業運営からカンファレンスに至るまで、全面的にご支援いただいているユビキタス教育推進事務室、和泉での会場設営のためにご対応いただいた和泉メディア支援事務室、閉館時間直前まで会場を確保してくださった和泉図書館はじめ、学内の多くの皆様のご尽力により、4元中継という新たな試みを無事に終えることができました。ご協力いただいた全ての皆様に厚く御礼申し上げます。