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商学部

商学部教授・小林一、竹村正明、准教授・原頼利がThe 29th European Group for Organizational Studies Colloquiumで研究発表をしました

2013年07月26日
明治大学

発表の様子発表の様子

7月4-6日、モントリオール(カナダ)にあるHEC Montreal(University of Montreal共同開催)で、The 29th European Group for Organizational Studies Colloquium(通称EGOS)年次大会が開催され、商学部教授・小林一、竹村正明、准教授・原頼利が研究発表を行いました。本学会は、欧州における組織研究の最大学会で、50以上のサブテーマを設定し、1000名以上の研究者が集います。

今回の発表は、“Ambidextrous Organizational Learning and Enacted Strategy Stuff: Combining the Strategy-as-Practice View and Dynamic Capability View”というタイトルで、現代の経営戦略論においてもっとも支配的な2つの理論、「ダイナミック・ケイパビリティ論」と「実践としての戦略論」を、認知処理理論によって統合的に理解できるという分析の枠組みを提案しました。フロアからは、大量の概念を上手に整理していて、このまま書籍に仕上げられるだろう、という好意的なコメントを頂戴しました。

さらに、今回は、2011年まで本学部で特任准教授をしていたThomas Taro Shinozaki Lennerfors准教授(現ウプサラ大学)がご自身のテーマセッションを持って研究会を開催されていました。商学部の活動が世界的に広まっています。

この研究へは、2013年度(平成25年度)科学研究費補助金基盤研究(C)代表小林一、基盤研究(C)代表原頼利からの助成を受けています。