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【応用化学専攻】博士前期課程1年伊東莉菜さん 日本バイオマテリアル学会優秀研究ポスター賞受賞

2017年12月06日
明治大学 理工学部事務室

 現在、整形外科分野では「自家骨移植」がゴールデンスタンダードとなっています。理工学研究科応用化学専攻生体関連材料研究室 (相澤守教授) では、その自家骨に匹敵する骨形成能を持った「次世代型人工骨」の創製に取り組んでいます。
 ヒトの硬組織を構成している主な無機成分は水酸アパタイトであり、それには多くの微量元素が含まれています。これまでに生体骨に多く含まれる 6 種類のイオンを水酸アパタイト(HAp)に置換させた「骨ミネラル含有アパタイト (Bone HAp) 」を作製し、そのセラミックスをウサギ脛骨に埋入したところ、純粋なアパタイトと比較して約1.5倍もの骨形成率を示すことを報告しています。本研究では、3種類の陽イオン (Na+, K+, Mg2+イオン) を一種類ずつ置換した陽イオン置換アパタイトセラミックスを作製し、Bone HAp の優れた骨形成能に起因するイオン種を特定するための基礎研究を行ないました。その結果、Mg2+イオンを置換したHApが骨芽細胞の石灰化を促進することを明らかにしました。
 この研究成果が認められ、第 39 回日本バイオマテリアル学会大会優秀研究ポスター賞の受賞につながりました(対象発表125件中30件が受賞)。日本バイオマテリアル学会は、バイオマテリアルに特化した日本唯一の学会であり、今年で39回目を数えます。なお、この研究は明治大学「生命機能マテリアル研究クラスター」の一環として実施されました。

受賞名 : 日本バイオマテリアル学会優秀研究ポスター賞
学会名 : 第39回日本バイオマテリアル学会大会
開催地 : タワーホール船堀
開催日 : 2017年11月20-21日
発表者 : 〇伊東莉菜、横田倫啓、相澤 守
演 題 : 種々の陽イオンを置換した水酸アパタイトセラミックスの作製とそれらの細胞応答性

関連ホームページ:
日本バイオマテリアル学会 http://kokuhoken.net/jsbm/
応用化学科 生体関連材料研究室(相澤研究室) http://www.isc.meiji.ac.jp/~a_lab/
明治大学生命機能マテリアル研究クラスター http://www.isc.meiji.ac.jp/~a_lab/cluster/

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