現役院生の声
電気工学専攻 「私の研究生活」
回転子内部に永久磁石を埋め込んだ埋込磁石構造同期モータは、マグネットトルクの他にリラクタンストルクを併用できるため、トルクが大きくまた、効率も高いため、これまで誘導機などが用いられてきた用途にも利用されはじめています。しかし、ギャップ部の磁束分布に高調波成分を多く含むことや、ギャップパーミアンスが高いことなどから振動、騒音が大きくなるという問題点などがあり、埋込磁石構造同期モータについて様々な研究が行われています。
本研究では、磁界解析ソフトのJMAGを使い磁界解析をすることで、埋込磁石構造同期モータの問題となる振動や騒音を小さくするようなロータ構造やステータ形状などを研究し、埋込磁石構造同期モータの最適な設計を行います。
本研究では、磁界解析ソフトのJMAGを使い磁界解析をすることで、埋込磁石構造同期モータの問題となる振動や騒音を小さくするようなロータ構造やステータ形状などを研究し、埋込磁石構造同期モータの最適な設計を行います。
機械工学専攻 「私の研究計画」
現在、人工生命的手法を用いた囲碁の研究を行っているので、これからも囲碁に限らず人工生命的な手法を用いた問題の解決を研究していきたい。
囲碁は、単純なルールであるにもかかわらず、その戦略は奥深く、興味深い。その囲碁の石の生き死にを人工知能科学者が行うようなアプローチで解決するのではなく、囲碁のルールを世界を支配する法則とした一種の人工生命シミュレーションの場と見ることで、従来の観点からは見えなかった新しい囲碁の最適解探索法が発見できるのではないかと研究を続けている。例えば、囲碁には定石と呼ばれるある局面での決まりきった打ち筋というものが存在し、それは人間が長年の研究の結果、獲得してきた一種の最適解である。それを本研究では、従来のようにあらかじめ入力しておくのではなく、シミュレーション内での自発的な学習行為から獲得しようと試みている。人工生命の研究を続けていく上で肝要なことは、人工生命それ自体の進化を視野に入れつつも、それをメソッドとして実際の工学問題に還元することと考えている。つまり現在は囲碁をモデルとして研究を行っているが、目標としてはただ単に囲碁の問題についてのみ考えるのではなく、同様の複雑系問題を普遍的に解決する統一ソルバーの考案を目指したい。また現在の所属である制御工学研究室の特徴を生かして、確立した人工生命的手法の制御問題への応用も行いたい。遺伝的アルゴリズム(GA)やニュートラルネットワーク(NN)といった人工生命の古典的手法は考案されてより既に長い時間が過ぎているにもかかわらず、その後新たな発展があまり無く、閉塞的な状況に陥っている。そこでAnt Colony Optimization(ACO)のような新しい手法にも目を向けつつ、これらの仕組みを理解し、新たな組み合わせ、新たな手法の考案なども行っていきたいと考えている。
囲碁は、単純なルールであるにもかかわらず、その戦略は奥深く、興味深い。その囲碁の石の生き死にを人工知能科学者が行うようなアプローチで解決するのではなく、囲碁のルールを世界を支配する法則とした一種の人工生命シミュレーションの場と見ることで、従来の観点からは見えなかった新しい囲碁の最適解探索法が発見できるのではないかと研究を続けている。例えば、囲碁には定石と呼ばれるある局面での決まりきった打ち筋というものが存在し、それは人間が長年の研究の結果、獲得してきた一種の最適解である。それを本研究では、従来のようにあらかじめ入力しておくのではなく、シミュレーション内での自発的な学習行為から獲得しようと試みている。人工生命の研究を続けていく上で肝要なことは、人工生命それ自体の進化を視野に入れつつも、それをメソッドとして実際の工学問題に還元することと考えている。つまり現在は囲碁をモデルとして研究を行っているが、目標としてはただ単に囲碁の問題についてのみ考えるのではなく、同様の複雑系問題を普遍的に解決する統一ソルバーの考案を目指したい。また現在の所属である制御工学研究室の特徴を生かして、確立した人工生命的手法の制御問題への応用も行いたい。遺伝的アルゴリズム(GA)やニュートラルネットワーク(NN)といった人工生命の古典的手法は考案されてより既に長い時間が過ぎているにもかかわらず、その後新たな発展があまり無く、閉塞的な状況に陥っている。そこでAnt Colony Optimization(ACO)のような新しい手法にも目を向けつつ、これらの仕組みを理解し、新たな組み合わせ、新たな手法の考案なども行っていきたいと考えている。
建築学専攻 「私の研究生活」
居住環境における騒音に関する研究を行う。住宅の形状は様々で、種類も多く、構法もいろいろ考えられるが、その中でも主に集合住宅の床衝撃音等に対する遮音量の実測を通して多くの実態を調査し、その評価・検討を行う。住宅内外で発生する音が近隣に与える影響は大きく、問題も多く生じていることから、物理量だけでなく心理的な影響もふまえた評価方法について検討していく。
応用化学専攻 「私の研究計画」
私は古くから塗料として用いられている漆の研究をしています。漆は高湿度環境でないと乾燥しないという特有の性質を持っていますが、その乾燥過程は複雑で、細かい構造や機構は明らかになっていません。私はNMRや熱分解GC-MSによって構造を決定したり、熱分析や剛体振り子型物性試験器によって重合過程の挙動を調べるなど、様々な分析機器を使って研究しています。将来的には分析関係の仕事につきたいと思っています。
基礎理工学専攻情報科学系 「私の研究計画」
さまざまなデータや機能を搭載している携帯電話のセキュリティーを考えたいと思います。携帯電話を落としてしまった時に内部のデータや機能を保護するための技術を考えたいと思います。ハード的ではなく、ソフトウェアの面で独創的な研究をしたいと思っています。
最近では、携帯電話が鍵や財布、定期券の役割をはたせるようになってきています。そのような携帯電話のセキュリティーは現時点ではダイヤルロックをかけることは可能ですが、そのロックをかけていないのが現状です。
ハード的な面ではなくソフトウェアの面で研究したいと思ったのは、ハード的なセキュリティーでは発売されたF505iに指紋認証の基盤が搭載されているからで、実装されてしまっているものに似たものを考えるのではつまらないと思い、私はソフトウェアを利用することによって、新たなハードを用意しなくてもできるセキュリティーができないかと考えています。
最近では、携帯電話が鍵や財布、定期券の役割をはたせるようになってきています。そのような携帯電話のセキュリティーは現時点ではダイヤルロックをかけることは可能ですが、そのロックをかけていないのが現状です。
ハード的な面ではなくソフトウェアの面で研究したいと思ったのは、ハード的なセキュリティーでは発売されたF505iに指紋認証の基盤が搭載されているからで、実装されてしまっているものに似たものを考えるのではつまらないと思い、私はソフトウェアを利用することによって、新たなハードを用意しなくてもできるセキュリティーができないかと考えています。
基礎理工学専攻数学系 「私の研究計画」
学部時代に、微分方程式や非線形解析の基本的な理論を学び、必要な基礎的知識を十分に身につけました。さらに、大学院では、進んで微分方程式を研究したいと考えています。
偏微分方程式や、無限次元の微分方程式、また無限次元力学系といった分野についての研究、および経済現象や自然現象に代表される広い分野への研究手段として、微分方程式を応用させることにも興味があり、微分方程式の研究により得た知識を元に、応用的な内容に取り組むことも研究の対象として考えています。
偏微分方程式や、無限次元の微分方程式、また無限次元力学系といった分野についての研究、および経済現象や自然現象に代表される広い分野への研究手段として、微分方程式を応用させることにも興味があり、微分方程式の研究により得た知識を元に、応用的な内容に取り組むことも研究の対象として考えています。
基礎理工学専攻物理学系 「私の研究計画」
私が所属している生物物理第二研究室では生物が放射線や光、超音波などを受けるとどのような影響が出るのかを研究しています。大学4年時は生物の光傷害とその防御機構を解明するために酵素チロシナーゼに着目しメラニン生成の研究をしました。
現在は活性酸素生成機構のNADPHオキシターゼをもつヒト前骨髄性白血病細胞とその能力を抑制した細胞の2種類をPMA(フォルボールエステル)で刺激し単球に分化させたりレチノイン酸で好中球に分化させ原子間力顕微鏡を使って観察したり、表面抗原の発現測定などの比較実験をおこなっています。この研究から老化やガン・アレルギーなど様々な病気の原因と言われている活性酸素が免疫システム系において生体防御機構以外に果たす新たな役割の発見を目指しています。
現在は活性酸素生成機構のNADPHオキシターゼをもつヒト前骨髄性白血病細胞とその能力を抑制した細胞の2種類をPMA(フォルボールエステル)で刺激し単球に分化させたりレチノイン酸で好中球に分化させ原子間力顕微鏡を使って観察したり、表面抗原の発現測定などの比較実験をおこなっています。この研究から老化やガン・アレルギーなど様々な病気の原因と言われている活性酸素が免疫システム系において生体防御機構以外に果たす新たな役割の発見を目指しています。