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理工学部

【理工学部】数学科 松山直樹教授の研究(アクチュアリ)が新聞で紹介されました

2010年08月04日
明治大学

 朝日新聞の8月2日付けの朝刊(第5面経済欄)に「数学のプロ リスク予測」という見出の記事が掲載され,この中で本学理工学部数学科の松山直樹教授のことが紹介されています。この記事は,リーマンショックに始まる世界的金融危機を数学者が予測していたことを明らかにしています。この危機には,金融商品の価格付けに使われた数式(ブラック・ショールズの公式)が少なからず関っているのですが,むしろ数学者は数式への過大な信頼は危険であることを警告していました。保険業界から転進した松山教授は,この記事の中で「数学は数式に限界が潜んでいることを常に検証する。『数式のプロ』から『リスク管理のプロ』を目指せ」ということをアクチュアリ志望の学生に伝えたいと述べるとともに,アクチュアリの歴史と現状について紹介しています。

<参考>
理工学部数学科ホームページhttp://www.math.meiji.ac.jp/new/index.html
朝日新聞http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201008010335.html
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