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理工学部

理工学部応用化学科相澤研究室が化学工業日報で紹介されました

2010年09月06日
明治大学

 理工学部応用化学科の相澤(守)らの研究グループは,二段階の薬剤徐放を可能にする新しいリン酸カルシウム微小球の合成に成功しました。これは生体適合性の高いリン酸カルシウム微小球の表面にナノサイズの気孔を形成させた球状粒子です。この微小球は内部と表面に薬剤を担持させることができるので,薬剤の二段階徐放が可能となっています。また,この微小球に抗生物質を担持させることで,抗菌性を備えた骨修復セメントの開発にも応用することが可能です。このことについて,化学工業日報発行の8/26の朝刊に記事が掲載されました。
 なお,この研究は神奈川科学技術アカデミー(KAST)創造展開プロジェクトの研究成果でもあります。

<参考>
 化学工業日報ホームページ
 理工学部応用化学科ホームページ
 理工学部応用化学科相澤守研究室ホームページ
理工学部