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【理工学部】応用化学科 相澤守教授が第55回 無機マテリアル学会 学術賞を受賞

2014年06月13日
明治大学 理工学部事務室

 理工学部応用化学科 相澤守教授が,第55回 無機マテリアル学会 学術賞を受賞しました。
受賞名:第55回 無機マテリアル学会 学術賞

受賞者:相澤 守(明治大学 理工学部・教授)

業績表題:
生体硬組織モデルとなりうる異方性アパタイト単結晶粒子の合成とその応用に関する研究

内容:
 ヒトの歯や骨の主要な無機成分である「水酸アパタイト(HAp)」は六方晶系に属し、a(b)面およびc面という2つの結晶面を持っています。ヒトの生体骨中のアパタイトはa(b)面(六角形の鉛筆の側面に対応)が発達した構造を持っています。これに対し、歯のエナメル質のアパタイトはc面(六角形の鉛筆の底面に対応)が発達しています。
 同氏は、「なぜ、ヒトは組織部位により結晶面の異なるアパタイトを選んだのか?」という点に着目し、生体骨や歯のエナメル質のモデルとなりうる、異方性アパタイト単結晶粒子の合成に成功し、それらの超微細構造の解析に係わる基礎研究を多年にわたり推進してきました。また、基礎研究だけでなく、ライフサイエンス分野への応用を見据え、この異方性を制御したアパタイト単結晶粒子を用いて、生体関連物質であるタンパク質などの吸着特異性についても議論を深めてきました。これらの一連の研究業績が認められ、今回の受賞につながりました。
 なお、無機マテリアル学会は、無機材料に関係する学術の振興および産業の発展のための技術開発や研鑽に努めている学会です。同学会は1950年(昭和25年)に日本学術会議(旧学術研究会議)内に設置された窯業原料協議会石膏分科会を母体として設立され、今年で設立65年目を迎えます。

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