理工学部

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理工学部の4+2+3年間

「これが理工学部だ」

理工学部とはどんなところ?

 みなさんは大学で何を学び、将来、どのような形で社会と関わっていこうと考えているのでしょうか? サイエンスとエンジニアリングの世界では、専門分野が分かれています。明治大学の理工学部も、電気電子生命学・機械工学・機械情報工学・建築学・応用化学・情報科学・数学・物理学の8学科があります。漠然としたイメージだけで進路を決めてしまい、入学後「こんなはずでは?」となっては大変です。ミスマッチを起こさないよう十分な調査と理解が必要です。受験相談会やホームページ・ガイドブックなどを大いに活用して下さい。理工学部と大学院理工学研究科が一体となった教育・研究システム(私たちはこれをI-MASTとよんでいます)は、みなさんに多くの選択肢を用意しています。理工学部の4+2+3年間とは、具体的には学部+大学院博士前期課程+大学院博士後期課程を意味します。下の図を参照しながらI-MASTの中味を見てみましょう。 
◆理工学部のI-MAST◆

理工学部のI-MAST

大学

 大学で学んだことを基礎に早く社会で活躍したい人たちは、学部4年間で卒業する道を選択します。システムの設計や生産技術者、システムエンジニア、セールスエンジニアなど多くの選択肢があります。教員資格を取得することも可能です。理工学部の就職状況は良好で、指導はきめ細やかに行われています。
ここで学部4年間のカリキュラムの流れについて見てみると、1年生のカリキュラムには数学や物理、化学などの理系基礎科目と外国語の授業がたくさんあることに気づくでしょう。

高校時代の延長かと興ざめするかもしれませんが、ここで油断すると2年次以降の授業についていけません。それは、理工学部におかれている専門科目のほとんどが、ここで学ぶ理系科目を基礎として成り立っているからです。数学や物理学、化学については能力別クラス編成で授業が行われます。また、外国語科目の授業は所属学科の壁を取り除いた無学科混合クラスで実施されます。専門分野を越えた横の繋がり(人的交流)を、みなさん自身に作って欲しいからです。社会に出てからの大きな財産になるはずです。また少人数で実施される総合文化ゼミナールは、技術者・研究者としての倫理観や学際的視野の養成に必要な科目といえるでしょう。情報処理科目は、理工学部共通の基礎専門科目として設置されています。快適なコンピュータ環境の下で、基礎から応用まで幅広く学ぶことができます。
専門分野での本格的な学習は、2年生の後期または3年生からスタートします。カリキュラムは、講義科目と演習科目や実験・実習科目をバランス良く配置した構成となっています。講義で学んだ内容を演習や実験・実習を通じて確実なものにする。このようなカリキュラム構成の有効性は、多くの学問が体験に基づく経験則から出発した歴史から明かです。理工学部平均で約20%の科目が演習科目や実験・実習科目であり、また、ほとんどの学科がこれらの科目の単位修得を卒業条件としています。専門ゼミナールも3~4年次に始まります。4年次からスタートする卒業研究・設計に関連した英文専門書や研究論文の輪読が一般的です。専門知識や科学技術英語の修得に加え、語学力のアップが目標です。少人数クラスで専任教員やゼミナールの仲間たちとの専門的なディスカッションの場となります。

4年次は、卒業研究・設計がメインです。理工学部ではとりわけ卒業研究・設計を重要視しています。研究の企画・立案、文献調査に始まり、実験装置の設計・製作、データ収集から理論解析に至るまで、特定のテーマを対象として総合化するプロセスを学びます。また、卒業研究・設計の中間発表会や最終試問は、プレゼンテーション技術を向上させる格好の機会となるでしょう。

将来、高度専門職業人として活躍したい人たちは、4+2年間、すなわち大学院博士前期(修士)課程に進学する道を選びます。最近の傾向では約30%の学生がこの道を選択しています。成績優秀な学部3年生には大学院への飛び入学制度が適用され、学部4年生には学内推薦制度があります。また進学を希望する学部4年生には、大学院授業科目の先取り履修が許可されます。この2年間は学部4年間で学んだ知識を、研究を通して実践しながら知恵に転化し、同時に問題発見・解決能力を磨く期間です。学術フロンティア整備施設やスーパーコンピュータを始め、最新の大型研究装置・設備を使い、専任教員に加え、学外の研究所・企業において第一線で活躍している研究者(客員教授、特別招聘教授)が直接、研究指導にあたります。自然現象の不思議さや数式の美しさなど、多くの発見があるでしょう。得られた研究成果を国内外の学会で発表する学生は珍しくありません。プレゼンテーション能力を高める絶好の機会です。就職状況は、技術の高度化・グローバル化に関連して学部生よりも良好です。

研究・開発職を希望する人たちは、4+2+3年間、すなわち大学院博士後期課程に進学する道を選択します。未知の領域の研究にアプローチします。ここでは、自立した研究者・技術者としての問題発見・解決能力、プレゼンテーション能力に加え、社会性と柔軟性のある資質を備え、研究者・技術者として産官学のリーディンググループを形成できる能力と人間性をもった人材となるよう教育が行われています。博士の学位を取得した修了者はこれまでのアカデミックポジション(教育・研究機関)に加え、企業研究所などへの就職者が増える傾向にあります。大学院社会人入学制度も整備されているので、就職後、大学院生として博士学位の取得を目指すことも可能です。

なお、大学院博士前期・後期課程の学費は学部の80%に軽減され、かつ希望者全員に貸与される奨学金制度(本学、日本育英会など)、学会発表時の経済的負担を軽減する補助金制度が整っています。TA(Teaching Assistant)として学部生を指導しながら自らの指導力を養い、同時に報酬を得ることができるTA制度も整備されています。特に博士後期課程の学生に対しては、研究者養成型助手制度やRA(Research Assistant)制度を設置して経済的に自立できるような配慮もしています。 

本

 以上、説明したように、理工学部と理工学研究科が一体となった教育・研究システムI-MASTは、きわめて柔軟に作られています。みなさんがこのシステムを有効に活用し、自分自身をブラッシュアップするためには、将来の夢を描くことがとても大切です。それは夢に向かって努力するプロセスこそが個を強くする最善の方法となるからです。 

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