石原　豪 ISHIHARA　Suguru

日本近現代における軍隊と社会との関係、軍隊による宣伝活動をマスメディアや娯楽を題材に検証。

歴史をただ知っているというのは実はあまり意味がありません。過去の出来事がどのような根拠で歴史として成立したのかを考える方が大切です。これは生きていくなかでさまざまな情報を見極め、判断を下すことに似ています。大学生活はじっくりと思索にふけられる人生のなかでも数少ない機会です。〈歴史を知る〉ではなく〈歴史を考える〉。このことにその機会を使ってみませんか。

「日本陸軍の世論対策—第一次世界大戦の影響としての『軍民一致』にむけた宣伝活動—」（『軍事史学』第50巻第3・4合併号、2015年3月）
「満洲事変と日本陸軍の演芸人利用—宣伝活動としての慰問団派遣—」（『駿台史学』 第158号、2016年9月）
「国際連盟脱退と日本陸軍の世論対策」（明治大学大学院文学研究科編『文学研究論集』第50号、2019年2月）
〔史料翻刻〕『奈良武次日記—第一次世界大戦と日本陸軍—』上下（共編／原書房、2020年・2021年）

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