経歴(略歴)
1986年、國學院大學文学部史学科卒業。
1988年、岡山大学大学院文学研究科史学専攻修了、文学修士取得。
2013年、広島大学大学院文学研究科人文学専攻修了、博士(文学)取得。
岡山大学埋蔵文化財調査研究センター、文学部考古学研究室助手を経て、公益財団法人大阪市博物館協会大阪文化財研究所(旧大阪市文化財協会)に勤務。調査課事業係長、同東淀川事務所長、同研究副主幹。2015年より(公財)かながわ考古学財団調査研究部に出向後、現職。
2000−2001年、大韓民国 漢陽大学校文化財研究所 客員研究員。
2004−2007年、大阪外国語大学外国語学部 非常勤講師。
1999・2011年 (独法)国立文化財機構奈良文化財研究所 文化財担当者専門研修講師。
2019年より、明治大学黒耀石研究センター 客員研究員
1988年、岡山大学大学院文学研究科史学専攻修了、文学修士取得。
2013年、広島大学大学院文学研究科人文学専攻修了、博士(文学)取得。
岡山大学埋蔵文化財調査研究センター、文学部考古学研究室助手を経て、公益財団法人大阪市博物館協会大阪文化財研究所(旧大阪市文化財協会)に勤務。調査課事業係長、同東淀川事務所長、同研究副主幹。2015年より(公財)かながわ考古学財団調査研究部に出向後、現職。
2000−2001年、大韓民国 漢陽大学校文化財研究所 客員研究員。
2004−2007年、大阪外国語大学外国語学部 非常勤講師。
1999・2011年 (独法)国立文化財機構奈良文化財研究所 文化財担当者専門研修講師。
2019年より、明治大学黒耀石研究センター 客員研究員
研究課題
サヌカイトの石材原産地と横剥ぎ系石器製作技術についておもに研究。(キーワード)旧石器時代、石器石材流通、石材原産地、石器製作技術、サヌカイト。
研究業績
●著書・論文等(2010年以降)
●講演会等(2010年以降)
●科学研究費補助金ほか外部競争研究資金の採択歴
2020 | 栗原伸好・絹川一徳・西井幸雄・脇幸生、「再論 伊勢原地区の層序区分について−相模川遺跡のローム層所における現状と今後の課題(その2)—」『研究紀要 かながわの考古学』25:1-8、(公財)かながわ考古学財団(論文・共著) |
2019 | 砂田佳弘・畠中俊明・絹川一徳、「再論 秦野地区の層序区分について-相模川以西のローム層序における現状と今後の課題-」『研究紀要 かながわの考古学』24:1-6、(公財)かながわ考古学財団(論文・共著) |
2018年 | 「サヌカイトの獲得と石器生産—旧石器時代の二上山産サヌカイトを中心として—」『シンポジウム/資源環境と人類2018 ナイフ・石鏃・磨製石斧—石材資源とその流通—』、pp.11-18、明治大学黒耀石研究センター(シンポジウム) |
絹川一徳(編)『第2 回二上山サヌカイト研究セミナー 先史時代における香川県金山産サヌカイトの原産地開発−二上山産サヌカイトとの比較から−』、14頁、大阪文化財研究所(シンポジウム) | |
2017年 | 井関文明・大塚健一・加藤勝仁・絹川一徳・栗原伸好・鈴木次郎・砂田佳弘・畠中俊明・三瓶裕司・脇幸生、2017、「神奈川県伊勢原・秦野地域の関東ローム層の層序について」『研究紀要 かながわの考古学』22:1-12、(公財)かながわ考古学財団(論文・共著) |
絹川一徳(編)『第1 回二上山サヌカイト研究セミナー先史時代における二上山産サヌカイトの利用と原産地の開発−二上山産サヌカイトとの比較から−』、51頁、大阪文化財研究所(シンポジウム) | |
「国府石器群の成立と展開—大阪平野を中心として—」『考古学ジャーナル』698号、pp.20-24、ニューサイエンス社(論文・単著) | |
2014年 | 「二上山サヌカイト原産地と消費地」『日本旧石器学会第11回大会 石材の獲得・消費と遺跡群形成』、日本旧石器学会(学会発表) |
2013年 | 「瀬戸内技法の成立と展開」『九州旧石器』第17号、pp.11-25、九州旧石器研究会(論文・単著) |
「瀬戸内技法の成立とその背景」『中・四国旧石器文化談話会30周年記念シンポジウム 石器石材と旧石器社会』、pp.69-78、中・四国旧石器文化談話会(シンポジウム) | |
「近畿地方における瀬戸内技法の成立と展開」『大阪文化財研究所 研究紀要』第14号、pp.35-52、大阪文化財研究所(論文・単著) | |
2011年 | 「西日本における瀬戸内技法の展開」『上白井西伊熊遺跡と東日本の瀬戸内技法』、pp.70-77、岩宿博物館・岩宿フォーラム実行委員会(シンポジウム) |
近畿地方における角錐状石器の展開」『九州旧石器』第15号、pp.113-128、九州旧石器研究会(論文・単著) | |
2010年 | 「二上山産サヌカイトの受給システムと石器製作—旧石器・縄文時代—」『サヌカイト—元始の鉄—先史時代のサヌカイトネットワーク』、香芝市二上山博物館(シンポジウム) |
「近畿地方を中心とした後半期石器群の様相-大阪平野を中心に-」『第27回中・四国旧石器文化談話会シンポジウム 徳島県とその周辺の旧石器時代の様相』、中・四国旧石器文化談話会(シンポジウム) | |
「石器製作の連続性と石製遺物集中部の形成について-大阪市長原遺跡の分析から-」『日本考古学協会第76回総会』、日本考古学協会(学会発表) | |
佐藤良二・絹川一徳、「近畿地方」『講座 日本の考古学1 旧石器時代(上)』稲田孝司・佐藤宏之編、621頁、青木書店(著書・共著) | |
絹川一徳・伊藤栄二、「大阪府」『日本列島の旧石器時代遺跡-日本旧石器(先土器・岩宿)時代遺跡のデータベース-』、377頁、日本旧石器学会(著書・共著) | |
「石製遺物集中部の形成過程と製作者座位の復元-大阪市長原遺跡の分析事例から」『大阪歴史博物館研究紀要』第8号、pp.1-20、大阪歴史博物館(論文・単著) |
●講演会等(2010年以降)
2019年10月 | 「蓑毛小林遺跡で見つかった縄文時代草創期の炉跡を考える」『ミュージアムさくら塾 −秦野市の旧石器〜縄文時代の石器と暮らし−』、秦野市立桜土手古墳展示館(秦野市) |
2019年12月 | 「国府型ナイフ形石器と瀬戸内技法の見かた」『かながわ考古学同好会12月例会』、神奈川県埋蔵文化財センター(横浜市) |
2017年10月 | 「大阪平野の旧石器時代−長原・瓜破遺跡群を中心として−」『長原ふれあい歴史塾講演会』、大阪市立長吉南小学校(大阪市) |
2017年7月 | 「最古の関西人あらわる!?−古本州島における大阪の旧石器文化−」『沖縄の旧石器人と南島文化 第1回講演会』、大阪府立弥生文化博物館(和泉市) |
2017年5月 | 「海峡を越えた先史人たちの交流-日本列島と朝鮮半島の旧石器・新石器文化-」『平成29年度金曜歴史講座』、大阪歴史博物館(大阪市) |
2017年1月 | 「西からやって来た氷期の狩人-南関東における瀬戸内技法と国府型ナイフ形石器-」『神奈川県教育委員会 平成28年度第6回考古学講座』、神奈川県民ホール(横浜市) |
2016年7月 | 「中・四国、近畿地方の発掘調査と地域的な特色」『岩宿大学講座 遺跡群を掘る』、岩宿博物館(みどり市) |
2015年9月 | 「旧石器人が残した記憶と技術の造形」『引込線2015イベント ゼミナール給食センター』、所沢市立第2学校給食センター(所沢市) |
2015年3月 | 「火打ち石のはなし−近世大坂と阿波国の意外な関係」『いちょう大学講座』、大阪府立男女共同参画・青少年センター(大阪市) |
2014年9月 | 「阿波大田井産火打石と近世大坂」『平成26年度金曜歴史講座』、大阪歴史博物館(大阪市) |
2014年8月 | 「平野の石器を語る-瓜破台地の旧石器文化について-」『平野区歴史講座』、大念仏寺(大阪市) |
2013年10月 | 「平成24年度大阪市内の発掘調査」『大阪の歴史を掘る2013講演会』、大阪歴史博物館(大阪市) |
2013年2月 | 「大阪最古の居住者の道具 -平野区長原遺跡の旧石器-」『大阪の歴史再発見-大阪の知られざる秘宝をさぐる-』、大阪市教育委員会主催、大阪歴史博物館(大阪市) |
2013年2月 | 「火山噴火と旧石器・縄文人 -二つの破局的噴火が及ぼした影響-」『平成24年度住民大学講座-歴史が語る災害と復興-』、平野区画整理記念会館(大阪市) |
●科学研究費補助金ほか外部競争研究資金の採択歴
2015−2018年 | 科学研究費補助金基盤研究C(日本学術振興会)「二上山産サヌカイトの採掘・供給活動と石器生産システムの変動に関する通史的研究」、絹川一徳(研究代表者)。 |
2004−2007年 | 科学研究費補助金基盤研究C(日本学術振興会)「遺跡地層データの集約的活用による先史大阪平野の古地形復元と遺跡立地に関する研究」、絹川一徳(研究代表者)。 |
2002−2004年 | 科学研究費補助金基盤研究C(日本学術振興会)「石器石材の岩石学的特性が石器製作に及ぼす影響に関する実験考古学的研究」、絹川一徳(研究代表者)。 |
2000−2001年 | 韓国派遣フェローシップ(日韓文化交流基金)「日本列島および朝鮮半島における中期-後期旧石器時代の移行に関する比較考古学的研究」。 |
1998−1999年 | 科学研究費補助金奨励研究B(文部省)「後期旧石器時代の近畿・中四国地方における石刃技法の編年学的研究」、絹川一徳(研究代表者)。 |
1993年 | 公益信託岡山ロータリークラブ国際交流振興基金「インドネシア共和国スラウェシ島・ボルネオ島における先史遺跡の研究」。 |
1992−1993年 | 科学研究費補助金奨励研究A(文部省)「西日本における旧石器時代石器原石産地遺跡の基礎的研究」、絹川一徳(研究代表者)。 |
委員歴等
2012−2016年 日本旧石器学会幹事 会誌委員長
1992−1995年 岡山県教育委員会 国道バイパス建設等に伴う埋蔵文化財保護対策委員
1991−1992年 岡山県教育委員会 井原線埋蔵文化財保護対策委員
1992−1995年 岡山県教育委員会 国道バイパス建設等に伴う埋蔵文化財保護対策委員
1991−1992年 岡山県教育委員会 井原線埋蔵文化財保護対策委員