2018年4月に設立された明治大学自動運転社会総合研究所は、「技術」・「法律」・「保険」・「地方創生」の4部門を中心に、相互に連携しつつ本格的な研究活動を開始し、「医療AI」といった新たな連携にも発展しつつある。本企画では、前半は同研究所の活動全般と各部門の取り組みについて紹介する。後半は「ソリューションとしての自動運転」として、「地方創生」部門が長崎県対馬市で実践中の産官学民による新たな地方創生の取組み(しまづくり)である「対馬プロジェクト」と自動運転社会のかかわりについて紹介する。
<タイムテーブル>13:00~ 研究所概要/研究部門紹介
13:30~ 地方創生部門(対馬プロジェクトの発表)
13:30~ | 司会(地方創生部門リーダー 川井真) 「僻地・離島における自動運転社会への期待」 |
13:35~ | 対馬市・比田勝尚喜市長/「対馬市の課題と自動運転社会への期待」 |
13:45~ | シダックスグループ・志太勤一会長(ウェルネス・ライフサイエンス研究所コミッショナー) 「企業の挑戦:地方創生に産官学民で取り組む」 |
13:55~ | 長安六先生(対馬藩お船江所有者、アグリパーク・プロジェクト主催者、佐賀大学名誉教授)&桑原直行先生(対馬市医療統括官、市立いづはら診療所 所長) 「地域の挑戦:アグリパークと地域包括ケア~ネコバスへの期待」 |
14:05~ | 学生発表 「学生の挑戦:海洋汚染問題と自動運転船舶によるソリューション」 |
14:25~ 地方創生シンポジウム「自動運転に期待すること」
登壇者:上記メンバー+自動運転社会総研ステコミ・メンバー
※長崎県立豊玉高校の生徒たちがWEB参加(テレビ会議・現地から中継)
14:55~ 「まとめ」(中山幸二所長)
~15:00 終了
明治大学大学院商学研究科博士後期課程修了(博士(商学))。専門は保険学、リスクマネジメント。企業のリスクとしての倫理的課題を研究する傍ら、金融庁の自動車損害賠償責任保険審議会委員などを歴任。