第一部「世界の中の日本サッカー:ワールドカップ・ロシア大会を振り返りながら」
第二部「サッカーとエスニシティ:統合と軋轢のかたち」

16:30~18:30
アカデミーコモン9F 309B教室
コーディネーター:釜崎太

第一部では,日本サッカー協会の田嶋幸三会長をお招きして,今年の夏に開催されたロシアW杯を振り返りながら,世界の中の日本サッカーについて考えます。「日本代表の快進撃の要因は?」,「2022年にむけての日本代表の課題は?」。土屋恵一郎学長とスポーツジャーナリストの二宮清純氏をまじえて議論します。

第二部では,トルコ系ドイツ人であるエジル選手の問題に象徴されるような,サッカーとエスニシティの問題について,本学教員の研究成果を踏まえて議論します。国家の枠を超えるサッカー文化の可能性と,そこに否応なくたち現れる摩擦や差別の問題を見据えながら,グローカルなサッカー文化がもつ現代的な意義と可能性を展望します。

釜崎太
釜崎太(明治大学大学院教養デザイン研究科 専任准教授)

専門はドイツ・スポーツ史。ここ数年は,ブンデスリーガにおける企業とサッカークラブの関係を中心に研究しています。今回のパネルディスカッションでは,サッカー文化の未来像について,パネリストとフロアーの方々との建設的な議論を楽しみにしています。

司会
栗田大輔(明治大学サッカー部監督)、釜崎太(明治大学大学院教養デザイン研究科 専任准教授)、張寿山(明治大学リベルアーツ研究所研究員)

パネリスト
土屋恵一郎
土屋恵一郎(明治大学長)
田嶋幸三
田嶋幸三(日本サッカー協会会長)
二宮清純
二宮清純(スポーツジャーナリスト・全国外国人雇用協会評議会委員)

陣野俊史(作家/明治大学兼任講師)
鈴木哲也(明治大学大学院教養デザイン研究科 専任教授)
山岸智子(明治大学大学院教養デザイン研究科 専任教授)