ジェンダー平等を謳うオリンピック開催を一年後にひかえ、現在の世界や日本のスポーツ界におけるジェンダー差について検討する。特にユニフォームやルール、賞金等における男女差を可視化し、あるいは女子マネージャーといった存在について目を向ける。さらにそれらがメディアを通じてどのように表象されているかについても視野に入れながら、現代のスポーツにおけるジェンダー差を映像や展示物を使って表わしていきたい。
現代社会におけるスポーツについて社会学、ジェンダー論の視点から考察している。本学政治経済学部では2016年より半期のオムニバス講義「オリンピックの政治経済学」をコーディネートしている。