九尾の狐カフェ Nine-Tailed Fox Café 2019

12:00~18:00
アカデミーコモン2F ROOM-D(A5会議室)
コーディネーター:加藤 徹

コンセプトは「学術喫茶」。お客様にお休みいただきながら、学問の面白さに触れていただく休憩所的スポットです。お気軽にお立ち寄りください。

雰囲気は、学園祭の教室展示。テーマは、古今東西の「九尾の狐」。教員や学生が常駐し、お客様とパネル展示の図像や動画を見つつ、九尾の狐について気軽に雑談をします。

「九尾の狐」はアジア共通の伝統的キャラクターです。日本語ではキュウビノキツネ。中国語では“九尾狐”(ジウウェイフー)。韓国語では“구미호” (クミホ)。英語では“nine-tailed fox”。日本では、那須の殺生石の説話が有名ですね。

九尾の狐は、三千年のあいだ、アジアを駆け巡ってきました。昔の書物や芝居だけではありません。現代の日本や中国、韓国では、漫画やアニメ、テレビドラマなどで九尾の狐の新しいキャラクターが続々と誕生しています。いにしえの玉藻前(たまものまえ)は十二単(じゅうにひとえ)姿の貴婦人でしたが、現代の漫画『非人哉』(ひとにあらざるかな)ではTシャツに短パンのカジュアル女子です。まさに、古今東西、逍遙自在、雅俗混交、不羈奔放!

「大学って、どんなところ?」「大学の人と、気軽に雑談をしてみたい」というかたも、単に腰をおろして休みたいかたも、どなたも大歓迎です。

九尾の狐カフェ 2019

加藤 徹
加藤 徹(法学部教授、大学院教養デザイン研究科)

1963年生まれ。東京大学中文科、同・大学院で中国文学を専攻。文学修士。専門は中国の伝統演劇である「京劇」。広島大学助教授などを経て、現在、明治大学教授。法学部、国際日本学部、大学院教養デザイン研究科などで授業を担当。ホームページは「加藤徹 isc」で検索してください。

他参加予定者
岩井 晴子(院生:教養デザイン研究科D3、古典文学等)、張 帥(院生:教養デザイン研究科D3、テレビCM等)、李 夢秋(院生:教養デザイン研究科D1、SF映画等)